素玄寺本堂

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ページ番号 T1000882  更新日  令和3年12月18日

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よみ
そげんじほんどう
市指定年月日
昭和49年12月13日
所有者
素玄寺
所在地
高山市天性寺町39番地
時代
安土桃山時代(16世紀)
員数
1棟
法量など

本堂は桁行22.8メートル、梁間15.1メートル、単層入母屋造、銅平板葺

日本遺産構成文化財

解説

 素玄寺は、慶長13年(1608)8月12日、京都伏見で没した金森長近の菩提を弔うために2代可重が建てた。長近の法号「金竜院殿前兵部尚書法印要仲素玄大居士」にちなんで、素玄寺と称したのである。
 当寺にのこる文政2年の書上書によると、寛永年間(1624年から1644年)の焼失後、寛永12年(1635)に高山城三ノ丸にあった評議場が移築されたとある。
 化粧屋根裏の一間通しの板廊下は、もと入口土間であった。一間半の長廊下を隔てて、中央に大間と内陣、その右側に4室、左に2室の平面を有するこの本堂は、もと大名の屋形を物語るにふさわしい書院造の遺構である。

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