熊野神社本殿 附棟札 祈祷札 額
- よみ
- くまのじんじゃほんでん つけたり むなふだ きとうふだ がく
- 市指定年月日
- 昭和50年7月10日
- 所有者
- 熊野神社
- 所在地
- 高山市赤保木町22番地
- 時代
- 延宝8年(1680)
- 員数
- 1棟、2枚、1面
- 法量など
- 本殿は桁行2.1メートル、梁間1.85メートル、1間社流造、カラー鉄板平葺
棟札は成田三休自筆、表裏とも春慶塗。表面に「熊野権現宮社 延宝八年四月五日 大工池守源五」
祈祷札は成田三休自筆、表面のみ春慶塗。表面に「延宝九年二月吉祥日 願主成田正利玄覺智生居士」、裏面に「成田氏正利 六十四歳納焉」
額は成田三休自筆、熊野神社の建立記を朱漆で書いている。「延宝八年仲秋」の年号を記す。
解説
市内に現存する本殿建築で最古のものである。記録資料も豊富にあり、金森時代の作風をよくのこしている。
延宝8年、春慶塗師成田三休の寄進により建立。作者は池守源五で、数少ない遺作である。
このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 文化財課
電話:0577-35-3156 ファクス:0577-35-3172
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。