岩井神社本殿
- よみ
- いわいじんじゃほんでん
- 市指定年月日
- 昭和40年7月27日
- 所有者
- 岩井神社
- 所在地
- 高山市岩井町2003番地
- 時代
- 安永5年(1776)
- 員数
- 1棟
- 法量など
- 本殿は一間社流造、熨斗板葺
解説
流造は、前と左右に庇をつけず、屋根を手前に長く伸ばした、わが国古来の本殿形式である。岩井神社では覆殿を作って本殿を風雪から保護している。
柱頭のほか、その中間にも組物がある。手の込んだ唐様であるが、繰形の曲線などに和様の手法が取り入れてあり、いわゆる折衷様の建物である。
元禄(1688年から1704年)の頃社寺建築の名工とうたわれた、松田太右衛門の高弟東雲勘四郎の手によって建てられた。
棟札の内容
安永五申年南呂廿日 上棟 奉造之白山権現一社
大工棟梁飛騨高山東雲勘四郎
岩井村氏子中 名主次良右ェ門 組頭惣右ェ門
山見作兵衛 孫蔵 孫七(以下略)
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