国分寺鐘楼門

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ページ番号 T1000874  更新日  令和3年12月18日

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国分寺鐘楼門の写真

よみ
こくぶんじしょうろうもん
市指定年月日
昭和33年9月27日
所有者
国分寺
所在地
高山市総和町1丁目83番地
時代
安土桃山時代(16世紀)
員数
1棟
法量など
鐘楼門は桁行3.045メートル、梁間2.4メートル、重層入母屋六脚門、銅平板葺

解説

 屋根はもと柿葺であったが、昭和30年に銅板葺とした。屋根の軒は一つ軒、まだら垂木、妻は木連格子。上層は円柱、簡素で力強い組物をもち、勾欄を廻す。下層は角柱6本、面取りがある。
 梵鐘は永正11年(1514)の古銘を存し、もと荒城郷三日町(現在の高山市国府町三日町)十王堂の鐘であった。宝暦14年(1764)、大萱村横山作助が改鋳して当山に寄進した。
 国分寺の晩鐘は飛州八景の随一として、「国分霊地絶繊塵 雁塔今経幾許春 好是楼前視聴楽 暮鐘声裡月清新」と歌われた。「国分寺の境内は古びた三重塔がそびえ静かである。暮れゆけば鐘が鳴りわたり、月影清く美しい」の意である。

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