旧新井家

ページ番号 T1000865  更新日  令和3年12月17日

印刷 大きな文字で印刷

よみ
きゅうあらいけ
県指定年月日
昭和50年7月17日
所有者
高山市
所在地

高山市上岡本町1丁目590番地 飛騨民俗村

旧所在地は高山市清見町池本

時代
江戸時代後期
員数
1棟
法量など
主屋は桁行15.8メートル、梁間10.9メートル、切妻造平入り、板葺、南面下屋附属板葺

解説

 この家は、高山市の西に位置する旧清見村池本の小鳥川沿いにあった。後背に山が迫り、狭い水田の間にあった。建築時期は江戸後期と推定され、明治43年に4寸の垂木に取り替え、2メートルの積雪にも耐えられる屋根に改造している。
 間取りは、広いオエを中心にニワ、ダイドコ、チョウダ、ブツマ、デイを周りに配する。前側は広いエンゲとなり、マヤは家の中に取り込んでいる。雪が多く寒い地方にあって、馬が家族同様に大事にされていたことがわかる。ブツマには仏壇と床があるが、この部屋の鴨居には蛤刃釿の痕がある。オエから階段を昇ると、2階は広い1部屋の空間となる。簀子床で、蚕が飼われていた部屋である。
 外観は低く、どっしりとした感じを与える。構造は、1間毎に梁をかけて束を立て、母屋を支えている。昭和45年11月から翌年6月にかけて、民俗村の現在地に移築された。移築後、屋根を改造して煙出しを付け、部屋の換気を考えた。小庇にはムクリ破風を付けているのが目に付く。榑板葺建物の標準的な形態を持つ。
 平成2年には榑板屋根の葺替を行っている。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 文化財課
電話:0577-35-3156 ファクス:0577-35-3172
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。