虚空蔵の森及び高丘山 附ハラエド、参道、音頭取岩

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ページ番号 T1000986  更新日  令和3年12月21日

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よみ
こくぞうのもりおよびこうかざん つけたりはらえど、さんどう、おんどとりいわ
市指定年月日
平成元年10月2日
所有者
生産協同組合管理地
管理者
新宮史跡保存会
所在地
高山市新宮町字コウカザン
時代
室町時代(15世紀)
員数
1カ所
法量など

神社跡。小さな礎石が下に並び、上部にも小さな祠用の礎石が遺存する。

解説

 新宮町には往古本宮、新宮の両神社が鎮座していた。虚空蔵の森は本宮の跡地といわれ、境内には、かつて大木の3本杉が繁茂していたと伝えられ、内1本の切株が今も残されている。
 本宮跡は新宮神社から南に4キロメートル離れた山中にあり、山は高丘山と呼ばれる。新宮神社拝殿下から、神体山にふさわしい秀でたその山容を遠望することができる。
 現在、地元では『斐太後風土記』などの熊野由来説が堅く信奉されているが、山岳信仰の霊場を今に伝える、当地方に稀な史跡である。
 新宮神社から郡上街道を西へ進み、標柱の矢印に沿って山の方へ登ると途中に音頭取岩、ハラエド(祓所)があり、さらに登ると新しくつくられた林道沿いに虚空蔵の森がある。

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