よしま住居跡
- よみ
- よしまじゅうきょあと
- 市指定年月日
- 昭和43年11月18日
- 所有者
- 上切史跡保存会
- 所在地
- 高山市上切町1819番地の1
- 時代
- 縄文時代中期
- 員数
- 1基
- 法量
-
石囲炉東西92センチメートル、南北96センチメートル
解説
標高997メートルの見量山の東麓、よしま古窯跡の西南に位置する。昭和43年6月、東西に走る林道の道幅中央で方形石囲炉跡が発見された。南西側、北東側に細長い石を1個ずつ置き、北西側には角形の石を4個並べているが、南東側は両端の石2個を残すのみで中間の石を欠いていた。
柱穴は炉を囲んで4隅に4個所あり、西と南の中間やや西寄りにも1個所柱穴が検出された。遺跡が西方へ下降しているため、東側に高さ20センチメートルの外傾する側壁が残されているだけで、竪穴のプランは明確でないが、径4.5メートルくらいの、ほぼ円形を呈するものであったと推定される。
東側の壁にそって若干の土器が採集され、縄文時代中期末の遺跡であることが判明した。
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