よしま古窯跡
- よみ
- よしまこようあと
- 県指定年月日
- 昭和32年3月25日
- 管理者
- 上切史跡保存会
- 所在地
- 高山市上切町よしま1819番地
- 時代
- 平安時代(12世紀)
- 員数
- 49.3平方メートル
解説
随縁寺わきから見量山山頂に通じる見量道の北側、標高670メートルの地点に遺存する。昭和31年夏、林道をつけるにあたり偶然発見された。
軸の方向を北西から南東に向けた半地下式の登窯で、前面の幅1.2メートル、同じく高さ1.0メートル、奥行3.5メートル、西側壁面に大きな孔があり、煙道の末端には煙突状の煙出しが2つ並んでいた、という。示された数字にはなお再検の余地があるようである。分焔柱があったらしい。
出土品には口縁部または内外面全体に灰釉をかけた皿や椀が多く、馬爪形の陶座も多数出土した。
飛騨で初めて発見された、平安後期の灰釉陶窯跡として注目されている。
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