荏野文庫土蔵

ページ番号 T1000958  更新日  令和3年12月21日

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よみ
えなぶんこどぞう
県指定年月日
昭和31年2月24日
所有者
荏名神社
所在地
高山市江名子町1290番地
時代
弘化2年(1845)
員数
1棟
法量など

土蔵は桁行3.47メートル、梁間3.47メートル、カラー鉄板葺、2階建

解説

 国学者田中大秀の文庫蔵で、荏名神社の境内にあり、火災と鼠害に備え池の中に建てられている。天保15年(1844)6月29日の釿始。京都神楽が岡の土を運び、飛騨国内各社の注連縄を集めてすさ(つた、すたともいう)に使ったと伝えられる。上階の前面に明り窓をつけ、窓の上に大秀自ら「荏野文庫 弘化乙巳秋」としたためた木額が掲げてあった。
 階下の正面に大秀の木像を安置する。木像は高さ45センチメートル、膝幅36センチメートルの坐像で下記の背銘がある。
荏名神社再興斎主六十三翁田中大秀之像 天保十年巳亥五月 京都田中松慶刻
 文庫内の蔵書は、大秀没後に高弟山崎弘泰の花里文庫に移され、大正元年(1912)売りに出たのを吉島休兵衛ほか5氏の援助で高山町教育会が購入した。現在、519部1516冊が県の有形文化財(典籍)に指定され、飛騨高山まちの博物館で収蔵している。
 昭和51年、42万円をかけて瓦葺をカラー鉄板葺に改め、外壁の一部を修理した。

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