津野滄洲墓
- よみ
- つのそうしゅうはか
- 市指定年月日
- 昭和30年8月25日
- 所有者
- 雲龍寺
- 所在地
- 高山市若達町1丁目89番地 雲龍寺裏の墓地
- 時代
- 江戸時代(18世紀)
- 員数
- 1基
- 法量など
-
棹石は高さ70センチメートル、幅33.8センチメートル、台石は2重で高さ61センチメートル
解説
雲龍寺の墓地内にあり、棹石の正面に「故処士滄洲之墓」と刻んである。
滄洲は名を義見、通称五右衛門、金花主人、蒲公英主などと号した。詩文、和歌、俳諧、奇石などを好み、山水を愛し、交友天下にあまねく、この人の勧めで学問を志す者が多かった。また蚕糸業の発展に尽力し、大いに国産の増益を図ったので、幕府はその功を賞して苗字帯刀を許した。寛政2年(1790)7月23日没、享年73、法号勇見了義。
『金花三愛集』、『飛州燕石録』、『橋梁図纂』、『俳歌廻文詠』、『産物狂歌詠』などの著作がある。
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