錦山神社獅子舞
- よみ
- にしきやまじんじゃししまい
- 市指定年月日
- 平成3年8月8日
- 所有者
- 錦山神社
- 所在地
- 高山市江名子町368番地
- 時代
- 江戸時代から
- 備考
- 例祭日5月4日、5日
解説
錦山神社の獅子舞は、徳兵衛獅子舞を伝承しているもので、曲は16曲からなる。
徳兵衛獅子は、江名子村の松原屋兵助(寛政2年(1791)生まれ)の完成した「兵助獅子」が始まりで、松原屋兵助を中軸を結成した兵助獅子連中、社中に伝授された。後に下江名子の兀下徳之助(通称徳兵衛、1856-1923)が習得した。徳之助は獅子舞の技術に優れ、笛の名手の兄と共に演ずる妙技は賞賛され、徳兵衛獅子と呼ばれるようになり、兄弟はその獅子舞を各所で指導した。
錦山神社では、徳之助の2男である前田繁太郎ほか直接の後継者から伝授され、現在に受け継がれている。伝承者は青壮年者で構成され、徳友会と称して代々伝承活動をしっかりと続けている。
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