千島白山神社獅子舞
- よみ
- ちじまはくさんじんじゃししまい
- 市指定年月日
- 平成2年7月9日
- 所有者
- 千島白山神社
- 所在地
- 高山市千島町684番地
- 時代
- 江戸時代から
- 備考
- 例祭日4月第3日曜日
解説
千島白山神社の獅子は、徳兵衛獅子を伝承しているもので、曲は「場ならし」から始まり16曲からなる。
山王、八幡祭にも徳兵衛獅子舞が伝承されていて類似しているが、国指定重要無形民俗文化財「高山祭の屋台行事」に獅子舞も含まれている。
徳兵衛獅子は、江名子村の松原屋兵助(寛政2年(1791)生)の完成した「兵助獅子」が始まりで、松原屋兵助を中軸に結成した兵助獅子連中、社中に伝授された。後に下江名子の兀下徳之助(通称徳兵衛・1856-1923)が習得した。徳之助は獅子舞の技術に優れ、笛の名手の兄と共に演ずる妙技は賞賛され、徳兵衛獅子と呼ばれるようになり、兄弟でその獅子舞を指導した。
徳兵衛は千島白山神社にこの獅子舞を伝え、正当な「徳兵衛獅子」として今に伝承されている。千島白山神社では、獅子舞と囃方に小中学生男女が多数参加して、伝承活動もしっかりとなされ、貴重な獅子舞である。
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