愛宕講火消用具
- よみ
- あたごこうひけしようぐ
- 市指定年月日
- 昭和39年7月3日
- 所有者
- 東山神明神社
- 所在地
-
高山市天性寺町71
一部は飛騨高山まちの博物館で展示中
- 時代
- 明治時代
- 員数
- 125点
解説
弘化年間にできた私設消防組8組のうち空町一円で組織されていた東組が、東講、愛宕講、白山講の3組に分かれた。
明治12年(1879)の組員は、鳶頭1、同副1、小頭1、水ノ手小頭1、火掛37、水掛21、総員62で、消防組機器は、纏1本、水掛纏1本、梯子2挺、水龍20個、鳶口30丁、雁股1本、熊手1丁、太鼓1個であった。現在保存されているのは次の125点である。
愛宕講火消用具
衣類
法被50着、法被の下着15着、大締刺子法破4着
旗類
古代旗2枚、愛宕講講元旗1枚、愛宕講旗1枚、水掛旗1枚、愛宕連旗1枚
消防用具類
纏3本、刺股1本、笠46枚
これらの消防用具は、明治初期の消火活動の実際を知るための貴重な資料である。
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