春慶塗用具

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号 T1000937  更新日  令和3年12月21日

印刷 大きな文字で印刷

よみ
しゅんけいぬりようぐ
市指定年月日
昭和52年2月15日
所有者
高山市
時代
江戸時代から昭和初期
員数
27点

解説

 江戸時代から昭和初期にわたる春慶塗用具が集められており、漆採集の道具、漆を混ぜるためのくるめ鉢、漆に混ざったごみを取り除く漆こし、刷毛類、上塗り用漆ベラなど漆塗工程が良くわかる。
 漆塗は江戸時代の初め、高山城主金森家の御用塗師成田三右衛門によって始められ、「飛春慶」という茶壷の色に似ていたことから名付けられたと伝わっている。春慶塗は高度な塗装技術だけでなく、曲物、挽物、板物などを作る細工職人の総合技術によって完成され、職人の技術が集約されている。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 文化財課
電話:0577-35-3156 ファクス:0577-35-3172
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。