春慶塗用具
- よみ
- しゅんけいぬりようぐ
- 市指定年月日
- 昭和52年2月15日
- 所有者
- 高山市
- 時代
- 江戸時代から昭和初期
- 員数
- 27点
解説
江戸時代から昭和初期にわたる春慶塗用具が集められており、漆採集の道具、漆を混ぜるためのくるめ鉢、漆に混ざったごみを取り除く漆こし、刷毛類、上塗り用漆ベラなど漆塗工程が良くわかる。
漆塗は江戸時代の初め、高山城主金森家の御用塗師成田三右衛門によって始められ、「飛春慶」という茶壷の色に似ていたことから名付けられたと伝わっている。春慶塗は高度な塗装技術だけでなく、曲物、挽物、板物などを作る細工職人の総合技術によって完成され、職人の技術が集約されている。
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