親子獅子舞

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ページ番号 T1000947  更新日  令和3年12月21日

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よみ
おやこししまい
市指定年月日
昭和41年1月10日
所有者
飛騨総社
所在地
高山市神田町2丁目100番地
時代
江戸時代(19世紀)
使用楽器
大太鼓1、締太鼓1、笛4
構成
大太鼓1人、締太鼓1人、笛4人 親獅子2頭4人、子獅子1頭2人
衣装
獅子舞方

獅子ゆたん、同色の腕貫、肌衣、股引、黒たび、甲かけ、わらじばき

囃子方

黒紋付、白足袋、草履ばき

備考

例祭日5月4、5日

全曲奉納所要時間1時間30分

解説

 異色の獅子舞で、他に例を見ない。文政元年(1818)7月21日、田中大秀が一宮神輿を当惣座森に迎えて雩祭(うさいと読み、雨乞祭の意)を行なったとき奉納した獅子舞が親子獅子で、以後雷獅子、雨乞獅子と呼ばれるようになったといわれる。舞曲には次の9曲がある。

  1. 巻上げ:魔除けのため町の辻などで舞う。
  2. 曲:舞曲の最初に舞う。
  3. おばこ:前後舞ともいい、背や尾にじゃれる。
  4. おちゃえ:後足で立ち上がり、前足に戯れる。
  5. 竹に雀:坐ったり、逆立ちしたりして、後足に戯れる。テンボ返しという。
  6. 新版:後足に左右から戯れる。足喰いともいう。
  7. ちゃんでこ:獅子頭が後足の肩車に乗り、蛇を探して歩く。
  8. 高い山:違い獅子といい、交尾のさまを表現する。
  9. へんべまむし:蛇を見つけて食い、食休みしてから立ち上がる。

以下の曲には獅子舞はつかない

  • 道行:神幸中の曲
  • 下かい道:神輿帰還の際の曲。笛に合わせて「めでた」をうたいながら解散する。

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教育委員会事務局 文化財課
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