〔報告〕10月22日 清見里山プロジェクト2024(製材所見学)
清見中学校の1年生が製材所見学を行いました
9月26日の間伐体験を踏まえて、伐採した木がどのように加工され流通するのかを学ぶために、岐阜県森林組合連合会の飛騨林産物共販所と株式会社カネモクの製材所を見学しました。
飛騨林産物共販所では月に2回、丸太の競りが行われます。売り出される丸太は早くて1週間前に伐採された木もあり、引取り手のいない丸太はバイオマス発電のチップなどに利用されます。
株式会社カネモクの製材所では、競りで購入した丸太の皮をはがしてスライスし、1年以上自然乾燥させ、さらに人工乾燥室に入れてから売りに出されます。作業の工程で出るおがくずはキノコの栽培に使われます。
最後に、清見町藤瀬のアカマツが梁に、桧が柱に使われている飛騨高山森林組合の事務所の玄関ホールを見学しました。
生徒からは、「家具や住宅が完成するまでにいくつも工程があり、たくさんの人が関わっていることが分かった」「全国から注文がくると聞いて、高山の木がいろんな場所で使われていることが分かった」などの感想があがりました。
この取組は、(公社)岐阜県緑化推進委員会高山支部(高山市緑化推進委員会)、みどりの少年団活動促進公募事業により実施しました。
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