地域福祉計画
第4期高山市地域福祉計画について
市では、社会福祉法第107条に基づき、地域福祉を総合的かつ計画的に推進するため、第4期高山市地域福祉計画を策定しました。
地域福祉計画は、高山市第八次総合計画を上位計画として、福祉に関する各分野の個別計画に共通する理念をつなぐ役割を果たし、さまざまな地域生活の課題に対する「取り組み」や「連携の仕方」などを示す福祉分野の上位計画として位置づけます。市の総合計画や福祉分野の個別計画との調整を図るとともに、防災や男女共同参画など生活関連分野の計画とも分野横断的に連携して策定し、市民との協働による福祉のまちづくりの推進を目指します。
計画期間
令和2年度から令和6年度までの5年間
計画の概要
基本理念
地域社会を構成する多様な主体の協働による 誰もが安心していきいきと暮らせるまちづくり
地域住民や行政などの各主体が協働・連携しながら、地域のいろいろな困りごとや課題を解決していき、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるまちを目指していきます。
構成
基本目標1 人がつながり、支え合うまちづくり
少子高齢化や人口減少、核家族化や独居高齢者等の増加、そして、地縁関係の希薄化や若者の市外流出などによって、家族や地域での支え合いが従来のように機能しなくなってきています。このため、日常生活における不安を相談することができたり、互いの変化を気づきあえる人間関係が身近にあるなど、人がつながり、支え合うまちにしていくことが大切です。
基本方針
- 人とのつながりを大切にする
- 地域の支え合いを大切にする
- 相談支援や情報提供の体制を整える
- 福祉サービスの担い手を育てる
基本目標2 暮らしやすいまちづくり
ひきこもりなど、複数の原因が複雑に絡み合うことによって解決や対応が難しい問題が増えてきています。また、認知症の高齢者など、判断能力等に不安を抱え、支援が必要となる人の増加が見込まれています。このため、さまざまな事情によって困難を抱える人に対して、それぞれに合った支援を行い、暮らしやすいまちにしていくことが大切です。
基本方針
- 高齢者や障がい者を支援する
- 子育て世帯を支援する
- 生活困窮者等を支援する
- 複雑な問題を抱えている人を支援する
- 住む場所等に困っている人を支援する
- 判断能力に不安を抱える人や立場の弱い人を支援する(権利擁護)
基本目標3 いきいきと活躍できるまちづくり
社会の多様化が進むとともに、人生 100 年時代といわれる超長寿社会が到来しています。このため、年齢や性別、障がいの有無等に関係なく、誰もが自身の健康を保ちながら、いきいきと活躍できるまちにしていくことが大切です。
基本方針
- 誰もが活躍する
- 生きがいを持って暮らす
- 健康寿命を延伸する
基本目標4 安全で安心なまちづくり
悲惨な事件や事故が後を絶たず、心ない差別や思いやりの欠如も社会からなくなっていません。また、自然災害が多発しており、安全・安心な暮らしを継続していくためには、さまざまな課題があります。このため、心のバリアフリーやユニバーサルデザインを推進するとともに、普段から、地域の交通安全や防犯、災害発生時の体制を整え、安全で安心なまちにしていくことが大切です。
基本方針
- 安全で安心して暮らす
- 災害に備える
計画書について
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このページに関するお問い合わせ
福祉部 福祉課
電話:0577-35-3356 ファクス:0577-35-3165
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