地域福祉計画
第5期高山市地域福祉計画について
市では、社会福祉法第107条に基づき、地域福祉を総合的かつ計画的に推進するため、第5期高山市地域福祉計画を策定しました。
地域福祉計画は、高山市第九次総合計画を上位計画として、福祉に関する各分野の個別計画に共通する理念をつなぐ役割を果たし、さまざまな地域生活の課題に対する「取り組み」や「連携の仕方」などを示す福祉分野の上位計画として位置づけます。市の総合計画や福祉分野の個別計画との調整を図るとともに、健康や防災など生活関連分野の計画とも分野横断的に連携して策定し、市民との協働による福祉のまちづくりの推進を目指します。
なお、本計画は「重層的支援体制整備事業実施計画」、「再犯防止推進計画」及び「成年後見制度利用促進基本計画」を包含しています。
計画期間
令和7年度から令和11年度までの5年間
計画の概要
基本理念
安全で安心な自分らしい暮らしを実現するために 人から人へ 地域でつながる・支えあう
次世代につなげていくために、人と人、人と資源が世代、分野を超えてつながることで、誰もが活躍し役割を実感できる地域を目指し、自分たちの課題を自分たちで解決していく自助・共助の力を発揮し、誰もが支え合いながら暮らしていくことができる「地域共生社会」の実現に向けて取り組んでいきます。
構成
基本目標1 人に寄り添い、ともに生きる
人口減少、世帯構造の変化、単身世帯の増加、働く世代の減少による担い手不足、孤独・ 孤立問題の顕在化、経済的不安を抱える人の増加、生活課題の複雑化・多様化、そして、判断能力などに不安を抱える人の増加によって、家族や地域での支え合いが従来のように機能しなくなっています。このため、日常生活における不安について相談することができたり、互いの変化を気づき合えたりする人間関係が身近にあることや、属性・世代を問わない包括的な相談支援体制の充実や、地域の福祉を支えていく担い手の育成を行うなど、人に寄り添い、ともに生きることが大切です。
基本方針
1.人との関わりを深める
2.地域の活動に参加する
3.属性、世代を問わない相談・地域づくりの実施体制を強化する
ア.高齢者や障がい者を支援する
イ.子育て世帯を支援する
ウ.生活困窮者などを支援する
エ.孤独者、孤立者を支援する
オ.複雑な問題を抱えている人を支援する
カ.住む場所や環境に困っている人を支援する
4.情報提供の体制を強化する
5.福祉サービスの担い手を育てる
6.再犯防止を推進する
ア.刑を終えた人の社会復帰を支援する
7.権利擁護を推進する
ア.判断能力に不安を抱える人や立場の弱い人を支援する
基本目標2 誰もが、自分らしく活躍する
多様性社会への対応、差別のない社会の実現、そして、超高齢社会が到来しています。年齢や性別、障がいの有無などに関係なく、健康を保ちながら生きがいを持って地域社会で活躍できる環境をつくり、誰もが、自分らしく活躍することが大切です。
基本方針
1.誰もが活躍する
2.生きがいを持って暮らす
3.健康寿命を延伸する
4.多様性社会への理解を深める
基本目標3 住み慣れた地域で、安心して暮らす
安全・安心な生活、誰もが利用しやすい環境の整備により、住み慣れた地域で暮らしていくためには、高齢者や障がい者を含めたすべての人にやさしいユニバーサルデザインやバリアフリー化を推進し、配慮した生活環境の整備を行うことが大切です。また、大規模な自然災害が頻発化していることから、災害に対する事前の備えや、災害発生時には自助・共助・公助が連携して機能する防災体制を整え、住み慣れた地域で安心して暮らすことが大切です。
基本方針
- 安全で安心して暮らす
- 災害に備える
計画書について
PDF形式のファイルをご利用するためには、「Adobe(R) Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。
このページに関するお問い合わせ
市民福祉部 福祉課
電話:0577-35-3356 ファクス:0577-35-3165
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。