八日町郷倉

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ページ番号 T1000912  更新日  令和3年12月20日

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よみ
ようかまちごうくら
市指定年月日
平成10年7月15日
所有者
白山神社
所在地
高山市八日町字クズレ1642番地
時代
江戸時代(天保13年以降)
員数
1棟
法量など
間口2.9メートル、奥行3.8メートル、木造

解説

 八日町郷倉は、間口3間で9尺、奥行4間で12尺5寸の落し込み板張りの板倉である。
 天保11年(1840)、当時の郡代である豊田藤之進友直は100石5粒法を定め、飢饉、凶作に備えて各地に郷倉を建て、穀物を蓄えるように命じた。これをうけて天保13年(1842)以降に建てられたものと考えられる。
 大正時代に八日町地内秋聲寺裏地から白山神社境内に移築され現在に至っている。高山市内に現存する郷倉は他に新宮町から移築されたものがあるが、地元により保存活用されている倉はこの八日町郷倉のみである。川上郷、上枝村の歴史を知るうえで歴史資料としての価値は高い。

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