インフルエンザ予防接種費用を助成します
抵抗力の弱い小児や高齢者のインフルエンザは重症化しやすいことから、市では予防接種費用の助成を行います。詳しくは下記をご覧ください。
流行前のワクチン接種が有効です
インフルエンザワクチンには、「発病」を抑える効果が一定程度認められています。インフルエンザワクチンで発症を防止できる効果は、乳幼児では20%から60%、高齢者では34%から55%とされています。また、ワクチンを接種せずに発症した方のうち60%は、ワクチンを接種していれば発症を防ぐことができた、という報告があります。
令和4年7月22日より、新型コロナワクチンとインフルエンザワクチンの接種間隔の規定が廃止され、同時接種が可能となりました。
高齢者インフルエンザ
予防接種法に基づく定期のインフルエンザ予防接種の対象
- 65歳以上の方
- 60歳以上64歳以下で、心臓・腎臓・呼吸器の機能の障害、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害のある方(身障手帳1級)
小児インフルエンザ
法律に定められたものではありませんが市では次の対象の方に接種費用の助成を行っています
- 生後6カ月から中学3年生までのお子さん(経鼻型ワクチンは2歳以上)
インフルエンザ予防接種の実施期間や費用など
高齢者
接種期間
令和7年10月1日水曜日から令和8年1月31日土曜日まで
※この期間外では費用助成による予防接種を受けられません。市外でも同様です。
接種場所
高山市内及び県内の指定医療機関
市外にかかりつけ医がいる方、やむを得ない事情により市内で予防接種を受けることが困難な方は、岐阜県内の協力医療機関でも予防接種を受けることができます。詳しくは、岐阜県ホームページをご覧ください。
自己負担
1,630円(生活保護受給者は無料)
申込方法
9月26日から令和8年1月30日までの間に電話、または令和8年1月22日までに下記申し込みフォームからお申し込みください。後日予防接種予診票を送付します。
※昨年度に市の助成を受けてインフルエンザの接種をされた方には予診票を9月末に発送します。
小児
接種期間
令和7年10月1日水曜日から令和8年1月31日土曜日まで
※この期間外では助成券を利用できません。
接種場所
高山市内及び飛騨市内の指定医療機関
助成額
注射型ワクチン1回あたり 2,200円助成
(13歳未満のお子さんは2回の接種が必要なため、2回分4,400円を助成します)
経鼻型ワクチン1回限り 4,400円助成
申込方法
10月1日から令和8年1月22日までの間に下記申請フォームより申請。
窓口申請は令和8年1月30日までの間に健康推進課(市保健センター内)または各支所地域振興課へ福祉医療受給者証を持参のうえ、申請をしてください。助成券をお渡しします。
インフルエンザワクチンに関するQ&A
Q1 ワクチンの効果・有効性について教えてください。
発症後多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症などの重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方やご高齢の方では、重症化する可能性が高いと考えられています。ワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。
インフルエンザワクチンは、接種すれば絶対かからないというものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発症後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。
Q2 昨年ワクチンの接種を受けましたが今年も受けた方がよいのでしょうか?
季節性インフルエンザワクチンでは、これまでの研究から、ワクチンの予防効果が期待できるのは、接種した(13歳未満の場合は2回接種した)2週後から5カ月程度までと考えられています。またインフルエンザワクチンは、そのシーズンに流行することが予測されると判断されたウイルスを用いて製造されています。このため、昨年インフルエンザワクチンの接種を受けた方であっても、今年のインフルエンザワクチンの接種を検討していただく方がよいと考えられます。
Q3 インフルエンザワクチンの接種はいつ頃受けるのがよいですか?
インフルエンザは例年12月から4月頃に流行し、例年1月末から3月上旬までに流行のピークを迎えます。ワクチン接種による効果が出現するまでに2週間程度を要することから、毎年12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。
Q4 乳幼児におけるインフルエンザワクチンの有効性について教えてください。
乳幼児のインフルエンザワクチンの有効性に関しては、報告によって多少幅がありますが、概ね20%から60%の発病防止効果があったと報告されています。また、乳幼児の重症化予防に関する有効性を示唆する報告も散見されます。
しかし、乳幼児をインフルエンザウイルスの感染から守るためにはワクチン接種に加え、ご家族や周囲の大人たちが手洗いや咳エチケットを徹底することや、流行時期は人が多く集まる場所に行かないようにすることなど、乳幼児がインフルエンザウイルスへ曝露される機会を出来るだけ減らす工夫も大切です。
Q5 インフルエンザワクチンを接種するにはいくらかかりますか?
インフルエンザワクチンの接種は病気に対する治療ではないため、健康保険が適応されません。原則的に全額自己負担となり、費用は医療機関によって異なります。
ただし以下の方は接種費用の一部が公費で負担されます。(高山市民の場合)
65歳以上の方、または60歳以上64歳以下で、心臓・腎臓・呼吸器の機能の障害、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に障害のある方(身障手帳1級)
自己負担金 1,630円(生活保護受給者は無料)
生後6カ月から中学3年生までのお子さん
助成額 注射型ワクチン 1回あたり2,200円助成
(13歳未満のお子さんは2回の接種が必要なため、2回分4,400円を助成します)
経鼻型ワクチン 1回限り4,400円助成
Q6 副反応について教えてください。
部分症状として、接種部位の赤み、腫れ、痛み、全身症状として発熱、寒気、頭痛、倦怠感といった様々な症状が確認されていますが、通常は2日から3日中に消失します。まれに、高熱、けいれん、じんましん、ショック、呼吸困難等が現れることがあります。このような場合は早めに医師の診察を受けましょう。
予防接種健康被害救済制度について
予防接種は、感染症を予防するために重要なものですが、健康被害(病気になったり障害が残ったりすること)が起こることがあります。極めてまれではあるものの、副反応による健康被害をなくすことはできないことから、救済制度が設けられています。制度の利用を申し込むときは、予防接種を受けたときに住民票を登録していた市町村にご相談ください。
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このページに関するお問い合わせ
医療保健部 健康推進課
電話:0577-35-3160 ファクス:0577-35-3173
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