高山市有林G−クレジット「脱炭素社会ぎふ」・森林吸収量認証制度
高山市の92%を占める森林は、林業生産以外にも土砂災害の防止など様々な役割を果たしています。しかし、その効果が見える形で評価されているのは、ほんの一部に限られています。
近年2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会の実現)に向けて、世界的な動きがみられる中、改めて森林のCO2吸収機能を評価して効果を見える化し、企業のカーボンオフセットなどに活かす取り組みが増えています。
高山市でもゼロカーボンシティの実現を目標に、市有林整備により確保したCO2吸収量のクレジット化に取り組みます。クレジットの販売収益は、地域の森林が今後も末永く豊かな水と緑を育み、災害から暮らしを守ってくれるよう継続的に森林整備に活用します。
・・・G-クレジット購入申し込み受付中・・・
クレジットの購入を希望される方は、以下の「購入までの流れ」及び「購入にあたっての留意事項」をご理解いただいた上で、以下リンク先のフォームからお申し込みください。
※販売状況によっては申し込みを一時停止し、リンク先を閉じている場合があります。
G−クレジット制度とは?
岐阜県独自の森林由来のカーボン・クレジット制度です。
県内の適切に管理された森林によるCO2吸収量をクレジットとして県が認証します。
クレジットの取引で得られた資金を活用し、健全で豊かな森林づくりを進めます。
制度の詳しい内容については、「岐阜県ホームページ」または「Gークレジット制度事務局ホームページ」をご覧ください。
高山市が実施するプロジェクト
『あゝ野麦峠』歴史に刻む乗鞍山麓の森づくり-飛騨高山-
プロジェクト対象地の概要
当プロジェクトの対象である乗鞍山麓は、高山市の東部に位置し、北は安房峠から南は野麦峠までの15km、東西にも30kmと、飛騨山脈で最も広い山域を持っています。また神通川と飛騨川の源流にもなっています。
山麓には、原生的な生態系を残す五色ヶ原の森や飛騨大鍾乳洞などの景勝地を始め、高原のスキー場やキャンプ場などのアウトドア施設も多くあり、季節ごとの観光客で賑わっています。また山麓の南部には、中京圏の水がめとして現代の生活を支える高根ダムなどのインフラ施設がある他、かつて製糸業のため出稼ぎに通った女工たちの足跡が残る野麦街道といった歴史的な遺構が残っています。
プロジェクト対象の市有林は、林業生産に適さない奥山の険しい森林がほとんどで、公的補助だけでは継続的な整備に課題を抱えています。


取引可能クレジット量
Gークレジット制度事務局ホームページ内の以下リンク先をご参照ください。
※プロジェクトの詳細は、前記リンク先に掲載されている計画書をご覧ください。
高山市有林G-クレジット購入方法
G−クレジット購入までの流れ
※(2)の審査には1カ月ほど時間がかかる場合がございます。
((4)の移転処理及び購入証明書の発行にも各1週間以上かかる場合がございます)
購入にあたっての留意事項
- 販売期間中に自然災害などに起因する認証対象森林の消失が生じるなど、G-クレジットの認証量が減少した場合には、販売決定を行ったG-クレジットの一部が販売できないことがあります。その際、市はその損害の賠償の責を負わないものとします。
- 購入者によってオフセットされた商品において第三者に損害が生じた場合、購入者は自己の費用と責任において解決を図るものとし、市は一切の責任を負いません。
- 高山市が行う契約からの暴力団排除に関する措置要綱第3条で規定する「排除措置の対象となる個人又は法人など」に該当する方は申し込みできません。
- 市は、購入者が暴力団員又は暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する者を経営に関与させていると判明したときは、本販売決定を取り消すことができます。この場合において、販売決定の取り消しにより購入者に損害があっても、市はその損害の賠償の責を負わないものとします。
高山市有林G-クレジット購入申し込みフォーム
クレジットの購入を希望される方は、前記の「購入までの流れ」及び「購入にあたっての留意事項」をご理解いただいた上で、以下リンク先のフォームからお申し込みください。
※販売状況によっては申し込みを一時停止し、リンク先を閉じている場合があります。
このページに関するお問い合わせ
森林・環境政策部 森林政策課
電話:0577-35-3143 ファクス:0577-35-3169
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。