卸売市場

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ページ番号 T1002637  更新日  令和5年12月6日

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市場暦

高山市公設地方卸売市場の開設日、休場日、臨時休場日をカレンダー形式にて掲載しています。

市場の概要

開設

昭和50年3月28日:業務開始

市場の施設

  • 名称:高山市公設地方卸売市場
  • 位置:高山市問屋町6番地
  • 電話:0577-34-1818
  • 面積:19,795平方メートル(約5,987坪)

卸売市場全景写真

供給人口

高山市、飛騨市、下呂市、大野郡白川村の約15万人を対象

取扱品目

  • 青果物
  • 野菜、果実及びこれらの加工品
  • 水産物
  • 生鮮水産物及びその加工品

取扱数量・金額

令和4年度の取扱数量は9,068トン、取扱金額は48億2,775万円です。

市場の機構

市場の運営は、すべて卸売市場法・岐阜県卸売市場条例及び高山市公設地方卸売市場業務条例などによって定められていますが、市場機構の主たるものは、次のとおりです。

(1)開設者
開設者は高山市で、市場施設の維持管理と業務運営の指導監督にあたります。 日常の管理業務は一般財団法人 高山市施設振興公社へ指定管理しています。

(2)卸売業者(令和2年6月1日現在)
卸売市場法第58条第1項の規定により、岐阜県知事の許可を受けた者で、生産者(出荷者)から生鮮食料品などの販売の委託を受け、又は買付けたものを卸売市場でせり売り、又は相対売りなどで買受人に販売します。

高山水産青果株式会社

  • 青果物・水産物:卸売業者
  • 資本金:3,500万円
  • 代表者名:東 勇隆

株式会社ひだ青果市場

  • 青果物:卸売業者
  • 資本金:300万円
  • 代表者名:上野 芳久

(3)買受人
開設者の許可を受けた者で卸売業者が行う売買に参加する小売業者です。買受人の数は、3市1村で147人です。(令和5年4月1日現在)

市場年報

市場の年間報告をPDFファイルで掲載しています。

 

市場の行事

花もち市

卸売市場では、毎年12月中頃に恒例の「花もち市」が開かれます。 市の日は年によって異なり、その日取りは市場関係者によって決められます。市は、決められた初日を皮切りに25日頃まで毎朝続きます。
花もちは、11月下旬頃から高山市などの農家で作られ始め、12月の市の日を待って市場に出荷されてきます。大きさは丈30センチメートル位の物から3メートルに及ぶものまで大小さまざま。市場は、紅白に彩られた花もちで一際華やかになります。集まった花もちは、毎朝、買受人によって競り落とされ、店頭に並びます。期間中、約3千点余りが取引されます。
この花もち市は、昭和51年から途絶えることなく続いており、今では卸市場の年の瀬に欠かせない風物詩となっています。

花もち市の写真

塩ぶり市

江戸時代からの伝統を継いで、高山市公設地方卸売市場では毎年、12月24日に塩ぶり市が開かれています。
朝8時、寒気をついて法被姿のせり人によって市が始まります。この日は、日本海でとれた天然ぶりがせりにかけられます。せりの呼び上げは、「円」ではなく、「3万貫」「4万貫」という具合に昔のままに「貫(カン、ガン)」という独特の掛け声によって行われます。参集した買受人から値がつけられ、ぶりは競り落とされていきます。
塩ぶり市は、歴史的な行事として、現在も、その伝統が引き継がれ、守られてきています。

塩ぶり市の写真

初市

「初市」は、一般商店などでは初売り、初商い、売り始めなどとして、通常正月に行われます。 卸売市場の初市は、正月5日に鮮魚売場で開きます。
市に先立って初市式が行われます。市場関係者(開設者、卸売業者、買受人、出荷者)や来賓のあいさつの後、参会者全員で三本締めにより、新年の業務の繁栄と安全を祈願します。 このあと、めでたい正月に因んで縁起のよい鯛が、揃い法被姿のせり人衆によってせり上げられていきます。初売り品は順次鮮魚へと移り、青果市場では野菜がせり落とされていきます。
卸売市場の初市は、昭和51年以来、新年の取引初めとして必ず行われる行事となっています。

関連情報

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このページに関するお問い合わせ

農政部 農務課
電話:0577-35-3141 ファクス:0577-35-3166
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。