地球温暖化防止にご協力ください
地球温暖化について
地球温暖化って、どういうこと?
地球は、大気と呼ばれる気体の層におおわれています。この大気の中には、窒素や酸素のほかに「温室効果ガス」と呼ばれる気体が含まれています。この温室効果ガスは、地球にとって衣服のような役割を果たしてくれており、そのおかげで、動物や植物が生きていきやすい温度に保たれています。
でも、温室効果ガスが増えすぎると、地球から熱が逃げられなくなって、どんどん暖かくなってしまいます。これが「地球温暖化」です。
温室効果ガスにはいろいろありますが、地球温暖化に一番大きな影響を与えていると言われているのが「二酸化炭素(CO2)」で、増えすぎたことが問題になっています。
わたしたちが出している二酸化炭素って、どれくらいなの?
日本で出される二酸化炭素のうち14.6%が家庭から排出されています。
わたしたちは、電気やガス、ガソリンといったエネルギーを利用することで毎日快適な生活を送っています。電気を作るために石油や石炭を燃やすときや、ガスを使うとき、ガソリンで自動車を動かすときなど、わたしたちのあらゆる活動が原因となって、二酸化炭素が大気中に出されます。
わたしたちが日々の生活の中で省エネに取り組むことがとても大切で、それが地球温暖化の防止につながります。


出典)温室効果ガスインベントリオフィス
全国地球温暖化防止活動推進センターウェブサイト(http://www.jccca.org/)より
高山市地球温暖化対策地域推進計画とは?
この計画は、地球温暖化を防止し、高山市のきれいな環境を未来に残すために、市から出る温室効果ガスの削減目標や、市民・事業者・行政それぞれが取り組むべき役割を明らかにしたものです。
計画では、温室効果ガスを2020(令和2)年度までに、1990(平成2)年度比で25%削減することを目指しています。2019(令和元)年度時点の削減率は23.4%で、目標の達成にはあと1.6%の削減が必要です。
目標の達成のためには、みなさんの協力が不可欠です。
「COOL CHOICE」を実践しよう!
毎年、冬季は暖房の使用などによりエネルギーの需要が増大します。
ひとりひとりが「賢い選択」を行い、無理のない範囲で省エネルギーに取り組みましょう。
【身近にできる主な取り組み】
- 照明器具や冷蔵庫などは省エネ家電を選びましょう
- お風呂はなるべく間隔をあけずに入る、浴槽にふたをするなどして、追い炊きを減らしましょう
- 職場ではウォームビズを実施し、エアコンの設定温度を適正に管理しましょう
「COOL CHOICE(クールチョイス)」とは、地球温暖化を防ぐため、日常の暮らしの中で「賢い選択」をしていこうという取り組みです。
COOL CHOICE(環境省ホームページ)
https://ondankataisaku.env.go.jp/coolchoice/
ぎふ清流COOL CHOICE(岐阜県ホームページ)
https://www.pref.gifu.lg.jp/kurashi/kankyo/chikyuondanka/c11264/COOLCHOICE.html
環境家計簿を使おう!
「環境家計簿」は、生活の中で使用するエネルギーの量を表にまとめる記録簿のことで、家庭から出される二酸化炭素の量も知ることができ、それを知ることによって、普段の生活を見直すきっかけとなるツールです。
みなさんひとりひとりの取り組みが、削減目標の達成をあと押ししてくれます。
継続して環境家計簿をつけることで、前年との比較ができ、省エネ行動の成果も見えるようになります。
環境家計簿をつけて、家族で省エネ生活を実践してみませんか?
環境家計簿の使い方
表計算ソフトを使用して環境家計簿を作成することができます。以下の添付ファイルをダウンロードして使用してください。
- 電気、ガス、水道の検針票やガソリンなどの領収証を参照して、月々の使用量を入力します。
- 入力すると、CO2排出量が自動計算されます。紙に印刷して使用する場合は、使用量にCO2排出係数を乗ずることによって、CO2排出量を算出します。
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環境家計簿2021(エクセル版) (Excel 43.5KB)
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環境家計簿2021(PDF版) (PDF 557.9KB)
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環境家計簿2020(エクセル版) (Excel 43.5KB)
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環境家計簿2020(PDF版) (PDF 553.9KB)
環境家計簿の効果
2018年から環境家計簿を活用して省エネに取り組んでいる方の環境家計簿を提供していただきました。(桐生町1戸建ての世帯)
環境家計簿をつけ始めて2年目となる2019年は、電気自動車への買い替えやライフスタイルの見直しを行い、大幅なCO2排出量の削減(前年比-15%)を達成していただきました。
環境家計簿をつけることで、水道・光熱費を把握でき、節約を心掛けるようになったとのことです。
引き続き、我慢せず快適な暮らしの中で省エネに取り組んでいただきたいと思います。
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このページに関するお問い合わせ
環境政策部 環境政策推進課
電話:0577-35-3533 ファクス:0577-35-3169
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