過去の候補地の検討経過(平成28年4月以前)

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号 T1018584  更新日  令和5年8月17日

印刷 大きな文字で印刷

アルプス展望公園スカイパークの一部(西側部分)を最終候補地に選出しましたが、想定していた敷地面積では十分な施設面積が確保できないことや、進入路などの整備内容によって評価結果が異なる検討結果となったため、平成28年4月に取り下げました。

新火葬場候補地を再検討へ(平成28年4月)

市では、平成27年12月に、新火葬場最終候補地について、今後、「最終候補地を現在のままとするか、変更するかも含め、市議会や市民の意見を聴きながら進める」ことを報告いたしました。

市民からのご意見などを参考に、新たな方針を4月の市議会総務厚生委員会に協議した結果、「アルプス展望公園スカイパークの一部(西側部分)」を最終候補地としていたことを取り下げ、有識者及び市民などで構成する新たな組織を設置し、新たに最終候補地を選考することといたしました。

説明会での質疑及び市民からの意見

  • 地元説明会での質疑及び回答 22件
  • 市民説明会での質疑及び回答 6件

質疑 小計 28件

  • 地元説明会での意見 21件
  • 市民説明会での意見 28件
  • 窓口、電話、メールでの意見 23件
  • その他対話集会などでの意見   5件

意見 小計 77件
合計 105件

市の取組の検証

新火葬場最終候補地について、これまでの取組みを振り返り、想定していた敷地面積(5,000平方メートル)では十分な施設面積が確保できないことや、進入路などの整備内容によって評価結果が異なる検討結果となったため、最初に施設内容を検討し、選考方法を検討する段階から専門家など有識者及び市民の意見を取り入れながら進める必要があったと、検証しました。

今後の方針

  • 新火葬場建設候補地の選考について、有識者及び市民等で構成する新たな組織を設置する。
  • 新たな組織では、市の選考方法を検証し、新たに最終候補地を選考したうえで市に提案する。
  • 候補地の選考にあたっては、最初に施設の機能や規模などの施設内容を検討する。
  • 会議は公開にて行う。

新組織の構成・権限、選考プロセスなどの具体的な内容は、市議会とも協議のうえで、今後決定していきます。

新火葬場最終候補地の検討経過(平成27年12月)

市では、平成26年3月に新火葬場の最終候補地を選出し、最終候補地周辺にお住まいの皆様に説明してまいりましたが、多くのご質問やご意見をいただきました。とりわけ、市が建設地決定後に計画することとしていた施設整備の内容については「具体案がなければ判断できない」とのご意見がございましたので、具体的な整備の想定や積算などの検討作業に多くの時間を要しました。

(1)進入路の検討

進入路検討図

現道を除き、考えられる進入路の中では、森林伐採に係る環境への配慮や道路勾配と整備に係るコストなどを勘案した結果、3の公園西側進入路の新設が望ましいと考えました。

(2)配置の検討

配置検討図

3の進入路を整備した場合に考えられる火葬場施設の配置を検討した図面です。進入路の勾配と建物の公園側に対する圧迫感を考慮し、敷地の高さを現在の公園芝生の地盤高より3メートル程度下げることとし、建物をできるだけ西側に配置しました。なお、ここに示した平場の敷地面積については、必要とする炉の規模を4炉とする場合の建物床面積を約2,000平方メートルと想定した上で、その建物が設置できると考えられる広さを約5,000平方メートルとしたものです。その火葬場敷地の広さは、公園敷地の4割程度を占めることとなりました。

(3)施設イメージの検討

施設イメージ

1階イメージでは、間取りの中央部分から上は、ほとんど炉室と集塵機械室で占められることになります。通常の場合、集塵機械室は炉室の上階に設置するため建物の高さが13~14m必要になります。この区域は、建築物の高さについて最高限度を10mとする里山景観重点区域での制限があるため、炉室の上階に集塵機械室を積むことができず、炉室の後ろ側へ設置することとなります。そのため、スカイパークの候補地においては1階の間取りに集塵機械室のスペースが余分に必要となり、告別室と炉前ホールは兼用とせざるを得ず、居室の床面積としては狭くなります。

(4)再評価の実施

再評価結果表

インフラ整備の方法などによって比較評価の結果が変わってくるのではないか、というご質問に対して検討を行いました。当初の評価では一律の概算単価で費用を算出していましたが、今回、各候補地において進入路や造成内容を具体的に想定したうえで、再評価を実施しました。

再評価を実施したところ、各候補地で評点が変動しました。スカイパーク一部(西側部分)は81点で2位、寿美峠頂上北側付近が85点で1位、片野町3丁目地内が78点で3位となり、以下再評価表のとおりです。想定する整備内容によって金額が増減し、評価に変動が生じることとなりました。

(5)検討結果および今後の進め方

今日まで市議会ならびに市民の皆さまに説明してきました火葬場施設の想定する規模【敷地面積約5,000平方メートル、建物面積約2,000平方メートル】で、スカイパーク一部(西側部分)に施設を当てはめて検討したところ、次の2点の結果が明らかになりました。
 

  •  想定していた敷地面積(約5,000平方メートル)では、十分な施設面積が確保できないこと。
  •  進入路などの整備内容によって評価結果が異なるということ。
     

こうした状況を踏まえ、新火葬場の最終候補地を現在のままとするか、変更するかも含め、市議会や市民の皆さまからのご意見を伺いながら検討を進めていくこととします。

最終候補地としてスカイパークの一部(西側部分)を選出(平成26年3月)

 第一次選考で絞り込んだ11カ所から最終的な候補地を決定するため、新しく建設しようとする火葬場の基本方針を定め、その基本方針に沿う施設を建設するためにふさわしい場所を選出することとしました。

5つの基本方針

  • 故人との最後の別れのセレモニーにふさわしい火葬場
  • 近隣住民の生活環境に配慮した火葬場
  • 建設及び維持管理のコストを考慮した火葬場
  • ユニバーサルデザインに配慮した火葬場
  • 省エネルギー対策など自然環境に配慮した火葬場

 

最終候補地選定のための比較項目

最終候補地選定のための比較項目

5つの基本方針に沿う施設を建設する場所としての重要な要素について、14の項目、18の内容にて比較点数化し、その結果をもとに、総合的な検討を行いました。

各候補地の比較結果

各候補地の比較結果

各候補地を比較検討した結果、アルプス展望公園スカイパークの一部(西側部分)を選出しました。

新火葬場建設候補地の絞り込みについて(平成25年11月)

市では、新しい火葬場の建設に向けて準備を進める中、これまでに市民の皆さまからご提案いただいた場所を基本に、新しい火葬場の建設地としてふさわしい場所の検討を行っています。 そのような中、第一次選考として火葬場の建設地として適さないと考えられる要件を設定し、その要件に該当する場所について、候補地から除くこととしました。
適さないと考えられる要件は

  1. 防災上の課題がある場所
  2. 市街地から離れた場所(市役所を中心として半径5キロメートル圏外)
  3. 風致地区など開発の規制がある場所
  4. 故人を見送る施設との隣接を避けた方がよいと考えられる施設がある場所
  5. 病院などからよく見える場所
  6. 近隣(100メートル以内)に住宅や観光施設などがある場所としました。

その結果、今回、検討を進めている28カ所の候補地から、17カ所を除外することとしました。

候補地の場所は下記の添付ファイルをご覧ください。

広報履歴

NO.13  新火葬場最終候補地の検討経過

2016年(平成28年)2月1日号 2から5ページ

NO.12  新火葬場最終候補地を選出

2014年(平成26年)6月1日号 2から3ページ

NO.11 知ってほしい、今どきの火葬場

(火葬場先進地市民見学会の参加者を募集)

2013年(平成25年)12月15日号 9ページ

No.10 新火葬場建設の候補地を絞り込み

(候補地11ヶ所への絞込みとその位置図)

2013年(平成25年)12月1日号 10から11ページ

NO.9 知ってほしい、今どきの火葬場

(火葬場先進地市民見学会の参加者を募集)

2013年(平成25年)2月15日号 6ページ

No.8 新火葬場建設提案地を公表します

(市民の皆様からご提案いただいた提案地位置図)

2013年(平成25年)2月1日号 8から9ページ

NO.7 知ってほしい、今どきの火葬場

(市民説明会の内容について)

2012年(平成24年)10月15日号 10ページ

NO.6 知ってほしい、今どきの火葬場

(火葬場先進地市民見学会の参加者を募集)

2012年(平成24年)9月15日号 11ページ

NO.5 知ってほしい、今どきの火葬場

(市民説明会・意見募集)

2012年(平成24年)9月1日号 8ページ

NO.4 今どきの火葬場を知っていますか

(説明会を開催)

2012年(平成24年)8月15日号 3ページ

NO.3 高山市営火葬場を新しく

(将来の火葬需要を考えながら、候補地を探します)

2012年(平成24年)1月15日号 8ページ

N0.2 いまどきの火葬場って

(マイナスのイメージを脱して 人生の最後を見送る施設として)

2011年(平成23年)9月1日号 10ページ
2011年(平成23年)9月1日号 11ページ

N0.1 老朽化する火葬場

(新火葬場建設に向けて準備を始めました)

2011年(平成23年)8月1日号 11ページ

PDF形式のファイルをご利用するためには、「Adobe(R) Reader」が必要です。お持ちでない方は、Adobeのサイトからダウンロード(無償)してください。Adobeのサイトへ新しいウィンドウでリンクします。

このページに関するお問い合わせ

市民福祉部 火葬場建設推進課
電話:0577-57-7755 ファクス:0577-35-3164
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。