新火葬場の建設地

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ページ番号 T1019730  更新日  令和6年2月29日

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現高山火葬場(西洞町)周辺を新火葬場の建設地とします(令和6年2月)

 新火葬場建設事業の検証結果を踏まえ、令和5年5月に建設地(案)を西洞町の現高山火葬場周辺に見直した際、立地上の課題の解決策を検討したうえで最終決定することとしました。

 立地上の課題

  • 敷地面積の確保
  • 風致地区の景観保全
  • 現施設を稼働しながらの建て替え
  • 接続する市道の改善

 課題の解決策について様々な検討を行った結果、現高山火葬場周辺に新火葬場を建設できることを確認しましたので、市議会福祉文教委員会の協議を経て、現高山火葬場周辺を建設地とすることとしました。

 今後は、新火葬場建設基本計画の策定や都市計画の決定などを進め、令和11年度の全面供用開始に向け取り組んでまいります。

 

検討結果

 立地上の課題の解決策について、1.造成計画、2.建築計画、3.アクセス道路の3点から検討を行いました。

  1. 造成計画
  • 立木の伐採及び切土による風致地区の景観への影響を抑えながら、設計上確保できる最大の敷地(平地)面積は約5,000平方メートルとなりました。これは、検証時に再試算した新施設の基本的機能を備えるために最低限必要な敷地面積(緩衝帯が不要な場合は約5,000平方メートル)と同程度です。【資料1】

 2.建築計画

  • 火葬炉設備の建屋は2階建てが一般的ですが、平屋建てにすることによって風致地区の景観への影響を抑えることができます。
  • 最初に現火葬棟を利用しながら新火葬棟を建設し、次に新火葬棟を利用しながら現火葬棟の解体と新待合棟を建設することによって、現施設を稼働しながら新施設を建設することができます。【資料2】

 3.アクセス道路

  • 国道158号(素玄寺前)から高山火葬場までの現道を工事動線として利用する場合、工事車両と一般車両のすれ違いができる場所が限られるため、交通規制や道路の拡幅が必要になります。また、火葬場下の交差点では、電柱などが支障になるため一部の大型工事車両は通行することができませんが、電柱などを移設することによって通行することができるようになります。
  • 現道は幅員が狭く急勾配の長い坂もありますので、冬季における路面幅員及び安全性を確保するため、きめ細やかな除排雪が必要です。また、融雪装置の範囲拡大も有効な方策です。
  • 新たなアクセス道路は、都市計画道路松之木千島線からのルート又は国道158号からのルートが考えられますが、両ルートとも設計の着手から工事完了までに8年から9年を要します。なお、国道158号からのルートは、トンネル工事を行うための工事ヤード(約4,500平方メートル)を火葬場側又は国道側の坑口付近に確保する必要があります。

検討結果を踏まえた結論及び対応

  • 現高山火葬場周辺に新火葬場を建設できることを確認しましたので、現高山火葬場周辺を建設地とします。
  • 新火葬場を早期に建設するため、現道を利用して建設工事を進めることとし、次の道路改良などを行います。【資料3】
  1. 住宅などがなく拡幅可能な区間は、上下水道管布設工事に合わせて拡幅し、下流部も含め未改良の側溝を改良することで路面幅員を広げます。
  2. 工事期間中は、円滑な工事動線・火葬場利用動線・生活動線を確保するため、工事車両が通行する各所に交通誘導員を配置するとともに、一部区間では時間指定の交通規制(一方通行)を行います。また、火葬場下の交差点周辺の電柱などを移設します。

今後の予定

令和6年2月から令和6年度

          地元関係者などへの説明、合意形成(協定書の締結など)

          新火葬場建設検討委員会への報告、新火葬場建設基本計画の策定など

令和7年度  整備手法の決定、都市計画決定

令和8年度  造成工事、道路改良工事、上下水道工事

令和9年度  第1期工事(新火葬棟建設)

令和10年度 新火葬棟供用開始、第2期工事(新待合棟建設)

令和11年度 全面供用開始

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このページに関するお問い合わせ

市民福祉部 火葬場建設推進課
電話:0577-57-7755 ファクス:0577-35-3164
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。