祭を作ってみない?やりがい・人とのご縁もついてくる! 2024.09.03

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ページ番号 T1021655  更新日  令和7年4月4日

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飛騨高山に移住後、友達ができない地域になじめない等の理由で、残念ながら元の地域に戻ってしまう方もいらっしゃいます。移住後の交友関係をつくるには、どこかのコミュニティに属するのがおすすめ。スポーツ、音楽、趣味などの好きなものが同じ人なら、話も弾みます。

“誰かを喜ばせるのが好きな方” は、祭をつくる側に参加するというのはいかがでしょうか?今回は、「てんまん森 夏祭り」の実行委員を担っている天木さんに、祭をつくる側の楽しさをお伺いしました。

 

 

1)「てんまん森 夏祭り」実行委員 天木さん インタビュー

 

天木さんはどのようなきっかけがあって、祭の実行委員に参加されましたか?

昨年、飛騨天満宮で1100年祭があり、町内会の役で神社の行事などを手伝う神社委員として参加しました。その時、物置になっていた絵馬殿(奉納された絵馬を掲げておく建物)をきれいに片付け、夏祭りの舞台にしました。子供バンドが演奏したりするのを見て、今回だけでなくもっと地域に生かしたいなと思っていた所、祭の会長さんに「来年もやらないか?」と声を掛けていただき、実行委員に参加しました。

 

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今年も、絵馬殿を舞台にしたバンド演奏がありました。

 

「てんまん森 夏祭り」の実行委員はどのようなコミュニティですか?

夏祭の多くは町内会で実行委員をやる事が多いのですが、この「てんまん森 夏祭り」は誰もが参加できる遊びにこられる祭にしたかったので、有志の集まりです。

会長さんや実行委員が、友人知人に声を掛けてメンバーを集めました。30代~70代12人ほどで活動しています。

 

祭をつくる楽しみは何ですか?

それは打ち合わせの後、みんなで楽しく飲みに行くこと(笑)30代~70代の縦の繋がりができるのが面白いです。業種もバラバラなので、色んな話が聞けます。飲みに行く時間をしっかり取りたいので、30分早く打ち合わせを始めよう!なんてこともありました(笑)

また、自分たちで「祭をつくる楽しみ」も醍醐味の一つです。自分が楽しいと思う事を、皆でやりたい。地域の子供、大人みんなが笑顔になるのを見るのはとても楽しいです。

後は、「自分たちの祭だという誇り」でしょうか。

今までは祭を外から見て参加するだけだったのが、先輩方から裏方の準備から教えてくれるので、自分たちの祭だと実感できます。伝統を先輩方から受け継ぎ、次の世代につないでいく。守っていきたと思えるものがある。この経験は、お金では買えない大事な誇りです。

 

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天木さんは、水色のスタッフTシャツを着た左の方。当日裏方に徹しながらも、ご自身も楽しまれていました♪

 

祭の実行員の活動の頻度は?

打ち合わせは今年1月から実行員を立ち上げて、8月の祭まで月1~2回ほどです。仕事で来られない人は無理に参加する必要はないです。今はラインなどで簡単に進捗を共有できるので、それぞれの空いた時間にやっています。

 

どうやったら、祭をつくる側に参加できますか?

高山祭などは、氏子(うじこ)※1になる必要があると思いますが、地域の夏祭であればそのような規制はないと思います。

※1神社によって氏子区域が定められており、氏子になるにはその地域に居住し祭りに参加しなければなりません。

近年、祭の担い手が少なくなっています。担い手がいないから、祭自体をやめてしまう所も。祭をつくってみたいという方は、どこの地域もウェルカムだと思います。ぜひ地域のまちづくり協議会に問い合わせてみたり、祭の時スタッフに声を掛けたりしてみて下さい。1回参加すると、世界が広がると思います。ぜひ、チャレンジしてみてください!

 

2)「てんまん森 夏祭り」に行って来ました!

2024年8月18日 夕方より飛騨天満宮にて、てんまん森 夏祭りが行われました。日中は30度を超える気温でしたが、夕方になれば涼しい風が吹きとても気持ちが良かったです。祭り会場にはおばあちゃんが孫と一緒に遊びに来ていたり、高校生が友達同士でおしゃべりしたり、おじさんは唐揚げをおつまみに飲んで楽しんでいました。手作りの提灯が、会場を彩ります。子供の為にヨーヨー釣りなどの遊びコーナーもあり、地域のみんなでつくり上げたお祭というアットホームな雰囲気。天木さんがまた作りたいと思ったのは、地域の方に愛される祭だったんだなと感じました。

 

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3)イベントづくりは、やりがいに、ご縁もついてくる

 

地域の方が笑顔になるイベントを作ると、やりがいも人とのご縁もついてくる。一石二鳥かもしれません。移住後の友達づくりに、祭やイベントを作る側に参加してみるのもいいかもしれません。自分の居心地のいい場所、コミュニティをぜひ見つけて欲しいなと思います。

 

 

 

 

 

このページに関するお問い合わせ

飛騨高山プロモーション戦略部 ブランド戦略課
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