3月11日土曜日 「平和への絆」の鉦の打ち鳴らしがありました
3月11日土曜日 「平和への絆」の鉦の打ち鳴らしがありました
東日本大震災から12年となる3月11日土曜日に震災の記憶の風化を防ぐとともに、犠牲者への哀悼の意を表するため、高山市役所正面玄関前広場において、高山市平和都市宣言推進会議による「平和への絆」の鉦の打ち鳴らしが行われました。震災発生時刻である午後2時46分に平和都市宣言推進会議の黒木正之(くろきまさゆき)会長が鉦を打ち鳴らし、集まった市民や平和都市宣言推進会議の委員など約50人が黙とうを捧げました。
鉦の打ち鳴らしの後、震災当時、復興支援教員として石巻市に派遣された、松井健治(まついけんじ)江名子小学校長より、平和へのメッセージとして、高山市出身で東北各地の民話を聞き取り、子どもたちに語る活動をされている「みやぎ民話の会」の主催者である小野和子(おのかずこ)さんについてお話いただきました。
小野さんから、「東北では歴史的に津波の被害が繰り返され、祖先は津波の教訓を多くの民話や地名に残して子孫に伝えてきた。その民話や伝承が長年にわたり語り継がれてきた地域は、今回の津波でも避難が早く、多くの命が救われた」というお話を聞かれた松井先生は、「飛騨にも多くの素晴らしい民話があります。『平和』という視点で民話を見直すことで新しい発見があると考え、改めて子どもたちに民話を紹介したい」とお話されました。
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