都竹力三氏制作「三仏寺金堂」の展示について

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ページ番号 T1017415  更新日  令和4年10月25日

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風土記の丘学習センター期間展示のご案内

三仏寺金堂模型の写真

高山市赤保木町にある風土記の丘学習センターでは、高山市の大工・都竹力三氏が制作した「三仏寺金堂」の模型を公開しています。

三仏寺は高山市三福寺町にあった古代寺院です。平成4年以降数度にわたり行われた発掘調査により、礎石の下に敷く根石が確認され、寺院金堂の規模が推定されました。

都竹力三氏写真

都竹氏はこの三仏寺廃寺の発掘調査報告書をもとに、奈良の唐招提寺の金堂、飛騨古川町の杉崎廃寺跡の発掘調査結果も参考に寸法を算出し、約3カ月かけて三仏寺金堂を制作しました。本体はヒノキ、扉は一位の木を使用し、本堂天井には6頭の竜を配し3体の阿弥陀如来を安置しています。金箔の壁、欄間などすべて都竹氏自身の手によって精巧に作られており、設計図を描かず、自分の頭の中でイメージしたものを形にして完成させました。

これまで高山城や宇治平等院、慶尚の鐘をはじめ、数々の伝統建築物の模型を手掛けた都竹力三氏の木工技術と制作にかける情熱や想いの詰まった三仏寺金堂をぜひご覧ください。

 

展示期間:令和4年10月23日日曜日から令和5年3月31日金曜日
場所:風土記の丘学習センター(高山市赤保木町400-2)
開館時間:午前9時から午後4時30分
休館日:月曜日、火曜日、祝日、12月28日から1月4日

このページに関するお問い合わせ

飛騨高山まちの博物館
電話:0577-32-1205 ファクス:0577-35-1970
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。