浸水した被災家屋の感染症対策について

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ページ番号 T1000271  更新日  令和6年7月25日

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台風などによる豪雨災害や、土砂災害による浸水被害が発生した場合は、下水が逆流して汚水があふれたり、土砂からの微生物による汚染などが発生することがあります。
感染症の発生予防のためには清掃と乾燥が重要す。

床下浸水が発生した場合

一過性の浸水は、通気孔により自然乾燥しますが、汚水や汚泥、土砂が流れ込んだ場合は、できるだけ床下を露出し、固形物や不必要品を片付け、水道水で汚れをよく洗い流してください。
雑巾や新聞紙などで水分を取り除き、扇風機などを使って換気を行い、乾燥させるようにしてください。
床下の消毒は原則不要です。

市では希望される方に消石灰を配布しています。(1戸あたり10キログラム)
消石灰を取り扱う際は、手袋やゴーグルなどを着用し、直接肌に触れたり、目に入らないように注意しましょう。

床上浸水が発生した場合

泥や汚れは丁寧に拭き取り、浸水した家具などは水洗いするか、雑巾で水拭きし、乾燥させてください。

井戸

汚水に冠水した井戸からの生水を飲用などに使用しないようにしましょう。

便所など

汲み取り便所で浸水した場合は、汲み取り業者へ汲み取り依頼をして下さい。
し尿浄化槽については、消毒槽における塩素消毒を強化してください (保守点検業者などに依頼するのが望ましい)。

清掃時の注意点

・ドアや窓を開けて、しっかり換気しましょう
・汚泥は取り除き、しっかり乾燥させましょう
・清掃中のケガ予防に手袋を着用しましょう
・ほこりを吸わないようにマスクを着用しましょう
・清掃後はしっかり手洗いをしましょう

消毒時の注意点

・消毒は、必ず泥や汚れを取り除いた後で実施しましょう
・消毒は、薄めた次亜塩素酸ナトリウム(家庭用塩素系漂白剤)などを使用してください

このページに関するお問い合わせ

医療保健部 健康推進課
電話:0577-35-3160 ファクス:0577-35-3173
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。