メイド・バイ飛騨高山認証制度

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ページ番号 T1009393  更新日  令和7年2月7日

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メイド・バイ飛騨高山認証制度

メイド・バイ飛騨高山ロゴ
メイド・バイ飛騨高山のロゴマーク

飛騨匠(ひだのたくみ)のDNAを受け継ぐものづくりのまちとして飛騨高山のブランディングを進めることによって文化の継承・発展と経済の活性化を図るため、「飛騨高山の風土と飛騨人の暮らしが生み出す本物 それが飛騨高山ブランド」(飛騨高山ブ ランドコンセプト)に合致する独自性と信頼性の高い地場産品を認証し、市の内外に積極的にPRします。

認証産品のパンフレット

パンフレットの表紙

メイド・バイ飛騨高山認証産品を紹介するパンフレットです。令和5年度までの認証産品を掲載しています。

なお、認証産品を販売している事業者の方で、店頭にパンフレットを置いていただける場合は、郵送しております。申し込みフォームよりお申し込みください。

新たな認証産品

パネル展示を開催します

令和6年度、メイド・バイ飛騨高山として認証された3つの産品について、パネル展示を開催します。「飛騨高山の名匠」として認定された方の作品・パネル展示も同時開催です。

  • 日時:令和7年2月8日土曜日~10日月曜日 午前10時~午後4時
  • 場所:飛騨高山まちの博物館(高山市上一之町)

飛騨高山のりんご|高山市果実組合

飛騨高山のりんご

高山市果実組合の組合員は、昭和28年の組合設立当時から、育てた果物をみずから朝市で販売するなど、お客様と直接関わってきました。市場出荷にはない、お客様との関わりを通じ、お客様に喜んでいただくことを大切にしています。期待にこたえようと、新しい品種も栽培されています。「飛騨」、「美空のレッド」は、組合員が交配した品種で、この組合の組合員だけが栽培しています。飛騨高山の、朝晩の寒暖差の大きさ、赤土といった特徴が、りんご栽培に活かされています。

  • 電話: 0577-32-1507(JAひだ高山営農センター)

飛騨高山の桃|高山市果実組合

飛騨高山のりんご

飛騨高山は高冷地で、朝晩の寒暖差が大きいため、果物の糖度が高くなります。昭和22年ごろから果物の栽培が始まり、昭和28年には高山市果実組合が設立されました。当時から、組合員は朝市に出店しており、お客様と直接関わり、喜んでいただくことを大切にしてきました。当初、りんご栽培が主でしたが、お客様の期待にこたえるなかで、桃が栽培されるようになりました。「飛騨おとめ」という、平成25年に岐阜県中山間農業試験場が開発した品種も栽培しています。

  • 電話: 0577-32-1507(JAひだ高山営農センター)

飛騨高山のぶどう|高山市果実組合

飛騨高山のりんご

飛騨高山の山には、やまぶどうが自生しており、ワインやジュースの原料とされてきました。また、昭和28年の高山市果実組合の設立当時から、組合員は朝市に出店しており、昭和30年代に、ぶどうも販売されるようになりました。飛騨高山は高冷地で、朝晩の寒暖差が大きいため、果物の糖度が高くなります。降水量が多いものの、平成30年ごろから、若い組合員が雨よけハウスを使ったぶどう栽培を始めたことをきっかけに、さらに力を入れています。

  • 電話: 0577-32-1507(JAひだ高山営農センター)

農林水産物

宿儺かぼちゃ|宿儺かぼちゃ研究会

宿儺かぼちゃ

宿儺(すくな)かぼちゃの生産地は、標高500メートルから900メートルの盆地です。夏には昼夜の寒暖差が10度を超え、乗鞍山麓の湧水が石灰質を含む清流となり、豊かな大地を潤しています。自然の恵みのもとで育つ宿儺かぼちゃは、へちまのような独特な形状からは想像できない、ホクホクとした食感と上品な甘みが特徴です。宿儺かぼちゃの名の由来となった両面宿儺は、高山市丹生川に多くの伝承が残る、2つの顔と4手4脚を持った人物で、農耕の指導者とも伝えられています。(販売時期は、7月下旬から9月中旬ごろです。)

  • 電話:0577-78-1057(JAひだ丹生川支店営農課)

  • ファクス:0577-78-2160(同)

飛騨メロン|飛騨メロン研究会

飛騨メロン

飛騨高山で高級メロンの栽培が最初に試みられたのは、昭和53年といわれています。当時、メロンは暖かい地域で栽培するものといわれており、加えて環境に左右されやすい作物であるため、高冷地の飛騨高山では、なかなか栽培がうまくいきませんでした。そこで研究を重ね、パイプハウスで徹底した温度管理を行うといった工夫により、飛騨の寒暖差を活かした、糖度の高いメロンの生産が可能になりました。飛騨メロンでは、糖度14度以上とする出荷基準を設けています。(販売時期は、7月下旬から8月中旬ごろです。)

  • 電話:0577-36-3880

  • ファクス:0577-36-1107

タカネコーン|タカネコーン生産組合

タカネコーン

タカネコーンは、高山市高根の標高1,200メートル以上の高冷地で栽培されたトウモロコシで、メロン並みの糖度と、1本で400グラム以上になる大きさが特徴です。この品質は、昼夜の寒暖差と、茎についた実を間引き、栄養を1本のトウモロコシに集中させることで実現しています。タカネコーンという名には、「高根自慢のトウモロコシ(高根コーン)」と、「高根へ来ませんか?(高根に来ん?)」の語呂合わせで気持ちが込められています。(販売時期は、8月下旬から9月中旬ごろです。)

  • 電話:0577-59-2835

  • ファクス:0577-59-2835

たかねの蜂蜜|たかねの秘蜜の会

たかねの蜂蜜

日和田富士と呼ばれる御岳山麓の、標高1,200メートルから1,300メートルに広がる大地には、さまざまな山野草や樹木が自生し、四季折々の花が咲くため、ニホンミツバチの養蜂に適しています。高山市高根では大正時代の初めから養蜂が始まり、現在でも日本古来の古式集蜜法という方法で蜂蜜を採取します。量は少ないものの、純度100%、無添加・無着色で、栄養価が高い蜂蜜です。商品名は、高根の人が秘密にしたくなるほどおいしい蜂蜜という語呂合わせで「たかねの秘蜜」と名付けられました。(販売時期は、10月から翌年7月ごろです。)

  • 電話:0577-59-2153 / 0577-59-2838
  • ファクス:0577-59-2353

上広瀬の飛騨桃|上広瀬果樹組合

上広瀬の飛騨桃

国府町上広瀬は、標高500メートルから530メートルにある南向きの緩やかな斜面にあります。日照時間が長く、赤土で水はけがよいため、糖度14度以上の桃を栽培することができます。昭和32年に上広瀬果樹組合を結成し、桃を主要作物に成長させながら、生産量よりおいしさを大切にしてブランド化を進めました。また、凍害防止に有効な台木、「ひだ国府紅しだれ」を岐阜県中山間農業研究所と共同開発し、令和2年、気候変動アクション環境大臣表彰を受賞しました。(販売時期は、7月中旬から9月上旬ごろです。)

  • 電話:0577-72-2852

  • ファクス:0577-72-4159

久々野の飛騨桃|久々野町果実出荷組合

久々野の飛騨桃

久々野では昭和24年に果樹生産のための開墾が始まり、昭和30年に桃の出荷を開始しました。桃は暖かい地域での栽培が主流でしたが、高冷地にある久々野では、長野県南信地方で指導を受け、栽培技術を高めました。果樹園が標高750メートルから860メートルにあり、昼夜の寒暖差が大きいため、甘みが強く、香りと実のしまりがよくなります。昭和46年に久々野町果実出荷組合が発足し、出荷基準の設定や新品種の試作などに取り組み、県内一の約21ヘクタールの桃畑で栽培しています。(販売時期は、8月初旬から9月上旬ごろです。)

  • 電話:ホームページをご参照のうえ果樹園にお問い合わせください

  • ファクス:ホームページをご参照のうえ果樹園にお問い合わせください

久々野の飛騨りんご|久々野町果実出荷組合

久々野の飛騨りんご

久々野では昭和24年に果樹生産のための開墾が始まり、昭和37年に本格的なりんご栽培がスタートしました。昭和46年には久々野町果実出荷組合が発足し、生産拡大にいっそう力を入れ、現在では県内一の約28ヘクタールのりんご畑が広がっています。高冷地ならではの、甘みが強く、香りと実のしまりがよいりんごを育て、消費者に届いたときのおいしさを第一に考えたタイミングで収穫しています。こうした工夫を重ね、JAひだの品評会では毎年上位を獲得しています。(販売時期は、9月中旬から1月上旬ごろです。)

  • 電話:ホームページをご参照のうえ果樹園にお問い合わせください

  • ファクス:ホームページをご参照のうえ果樹園にお問い合わせください

飛騨のりくらねぎ|丹生川飛騨ねぎ研究会

飛騨のりくらねぎ

飛騨のりくらねぎは、長くて太い白根と、軟らかくて甘いことが特徴です。丹生川では昔からねぎが自家用に栽培され、農家はその年に収穫した中で一番良質なものを翌年の種子用に残し、維持してきました。病気への弱さと見映えが劣ることから出荷には不向きでしたが、せっかく味がよいのだから特産品にしたいという思いから、平成2年に丹生川飛騨ねぎ研究会を立ち上げ、丹生川のシンボルの乗鞍岳から、飛騨のりくらねぎと名付けました。(販売時期は、11月下旬から12月下旬ごろです。)

  • 電話:0577-78-1276

加工食品

飛騨高山の酒|高山蔵元会

飛騨高山の酒

飛騨高山の水は北アルプス山系から流れる伏流水で、不純物が少ないとてもきれいな水です。硬度が10mg/L(アメリカ硬度)と低い軟水で、この水でお酒を仕込むと必然的にやわらかく仕上がります。飛騨高山の厳しい寒さの中で造る寒仕込みのお酒は、旨さが最大限まで引き出され、やわらかな飲み口と深みのある味わいが特徴です。水と気候を活かした酒造りが飛騨高山では古くから盛んで、造り酒屋は経済や文化の発展に寄与してきました。

  • 電話:0577-34-0010

  • ファクス:0577-34-0011

飛騨高山荘川そば|荘川そば推進協議会

飛騨高山荘川そば

高山市荘川は、六厩(むまや)をはじめ、全国でも有数の寒暖差が大きい地域で、そばの栽培に適しています。高品質な種を毎年更新してきたため、大粒で、粒揃いのよいそばの実が育ちます。荘川そばにはカリウムが多く含まれていますが、霊峰白山から湧き出るミネラルの豊富な水が関係しているのかもしれません。コシが強く、香りがよい荘川そばは、清流庄川の風景とともに、訪れる人の心を和ませています。

  • 電話:05769-2-2234

  • ファクス:05769-2-2234

火畑そば|特定非営利活動法人ワイ・アイ・ケー

火畑そば

高山市高根は、乗鞍岳と御嶽山に囲まれた地域です。火畑そばの生産地である高根町日和田は、かつて焼畑耕作によるそばの栽培が盛んに行われていたことから、火畑そばと名付けられました。地元の在来種の小そばで、標高1,200メートルから1,300メートルの高地で栽培されており、寒暖差により甘味のあるそばの実が育ちます。秋の収穫時期に、霜に2回程度打たせることで、風味が濃くなるといわれており、そば独特の香りが他のそばよりも強いことが特徴です。

  • 電話:0577-59-2258

  • ファクス:0577-59-2258

飛騨高山のエゴマオイル|飛騨えごま普及推進協会

飛騨高山のエゴマオイル

標高が高く、冷涼な飛騨地方の環境でも育つエゴマは、昔から飛騨地方では「あぶらえ」として広く浸透しています。かつては各農家で自家消費用に受け継がれてきたもので、現在でも郷土料理や総菜などに欠かせない、こどもから大人まで慣れ親しんだ味です。農薬を使わずに生産された飛騨の在来種のエゴマを、焙煎をせず、低温に保ちながら圧力だけでゆっくりと搾ります。昔ながらの製法で素材を生かし、酸化させないように製造されたエゴマオイルです。

  • 電話:0577-57-7801

  • ファクス:0577-57-7802

飛騨牛乳|飛騨酪農農業協同組合

飛騨牛乳

夏でも爽涼な飛騨の気候は乳牛の飼育に適しており、澄んだ水を使って大切に育てられています。飛騨牛乳は、飛騨地方で育てられた乳牛の生乳のみを使用するため、農家と工場の距離が近く、新鮮なまま殺菌処理をすることがができます。このことが、さらっとした口当たりと、コクのある味わいを作り出します。この生乳を使った飛騨ヨーグルトや飛騨アイスクリームも製造されています。(地域団体商標登録)

  • 電話:0577-32-0208

  • ファクス:0577-32-0315

栗よせ|高山菓子組合

栗よせ

栗を使った蒸し羊羹(ようかん)は、他の地方では栗蒸し羊羹と呼ばれますが、飛騨では「栗よせ」として親しまれています。栗よせは、古くから家庭でも作られてきた、なじみ深いお菓子で、栗が内部まで混ぜ合わされており、もっちりとした食感が特徴です。製法は同じでも、店によって栗や小豆にこだわりがあり、味が異なります。飛騨の人にはそれぞれにひいきの店があり、毎年、栗よせの販売が始まると、秋がきたことを感じます。(販売時期は、9月から12月ごろです。)

  • 電話:0577-34-5577

  • ファクス:0577-35-0605

飛騨の豆板|高山菓子組合

飛騨の豆板

飛騨高山の冬は雪深く、非常に冷え込むため、日持ちがよく、腹持ちのよい駄菓子は庶民の間で古くから親しまれてきました。豆板は、飛騨を代表する駄菓子のひとつで、落花生を糖蜜で固めた、シンプルですが味わい深い豆菓子です。元禄のころ、京都などで流行していたものが、金森長近が国主となって以降、6代続いた金森時代の高山でも作られるようになり、町人菓子として根付いたといわれています。

  • 電話:0577-34-5577

  • ファクス:0577-35-0605

三嶋豆|高山菓子組合

三嶋豆

高山で糀(こうじ)を製造していた三嶋治兵衛が、年老いた母にも食べられる炒り豆の製法を明治8年に考案し、これに砂糖をまぶしたのが三嶋豆の始まりです。飛騨高山には年越しに塩ぶりを食べる習慣があることが知られていますが、年越しに三嶋豆を食べる習慣も残っています。砂糖をかけた白色の豆に、青のりをかけた緑色の豆が混ぜて入れられるのは、お口直しとしてだけでなく、乾燥剤がなかった時代に、豆を湿気から守る役割があったためで、昔の人の知恵が感じられます。

  • 電話:0577-34-5577

  • ファクス:0577-35-0605

穀煎/こくせん|高山菓子組合

こくせん

穀煎(こくせん)は、ごま、大豆、落花生などの穀類を煎り、水飴で固めて板状に延ばしたものを、食べやすい大きさに切ったお菓子です。使用する穀類、水飴の製法、味付けが各店で異なり、多くのバリエーションがあります。明治時代から作られてきた、飛騨高山を代表する銘菓で、正月のお菓子として水無神社(みなしじんじゃ。高山市一之宮町)の境内で販売されていました。化学食品添加物をいっさい使わず、自然の味を大切にした、安心して食べていただけるお菓子です。

  • 電話:0577-34-5577

  • ファクス:0577-35-0605

飛騨高山の赤かぶら漬|高山漬物組合

飛騨高山の赤かぶら漬

赤かぶは11月から12月ごろ、年の最後に収穫されます。冬の間、赤かぶをいかに長く食べていくかという飛騨人の生活の知恵から生まれた漬物が、赤かぶら漬です。当時は貴重だった塩を節約するため、赤かぶの豊富な糖分を活かし、植物性乳酸発酵によって漬け込まれます。発酵漬物独特の旨みと酸味が特徴です。赤かぶら漬の鮮やかな赤色は、皮の赤い色素が内部の白い身を染めたもので、漬け込む過程で自然に表れます。

  • 電話:0577-32-1428

  • ファクス:0577-34-2899

朴葉みそ|高山味噌組合

朴歯みそ

昔から飛騨地方は良質な木材の産地で、杣人(そまびと)が山で仕事をするときに携帯していた地味噌を、朴の葉を皿代わりにして火にかけたことが、朴葉みその始まりともいわれています。朴の葉は殺菌作用があり、昔は食物の保存に利用されました。また、乾燥した葉を塩水に浸して乾かすことで火に強くなります。現在では、ねぎ、椎茸、切り漬けなどの薬味を味噌に載せるといったアレンジが加えられ、郷土料理として息づいています。

  • 電話:0577-32-0122

  • ファクス:0577-34-0122

美女餅|有限会社ひだ美女餅工房

美女餅

高山市朝日では、戦前から棒状の餅が作られており、美女峠で茶店を開いていた女性が、朝日を去るときにその作り方を残したという言い伝えにちなみ、美女餅と呼ばれています。原材料にもち米ではなく、朝日で栽培したうるち米を使うため、粘り気がなく、団子のような弾力があり、噛み応えがしっかりしています。焼いて食べるだけでなく、鍋料理にも適しています。学校給食でも提供され、人気のメニューになっています。

  • 電話:0577-55-3007

  • ファクス:0577-55-3619

飛騨山椒|有限会社飛騨山椒

飛騨山椒

飛騨山椒の原料である高原山椒は、高原川流域で自生していた品種で、高山市奥飛騨温泉郷の限られた範囲で栽培されています。口に入れるとさわやかな香りが鼻に抜け、少ししてピリッとした辛さと痺れが舌を刺激します。この、香り・辛さ・痺れのバランスが飛騨山椒の特徴です。飛騨山椒の香りは、他の土地で栽培しても出すことができないもので、土地、水、気候などの偶然が重なった自然の恵みです。保存性にも優れ、収穫から1年経っても香りが衰えないといわれています。

  • 電話:0578-89-2412

  • ファクス:0578-89-3328

TRAIN BLEU(トラン・ブルー)のパン|有限会社なるせ

トラン・ブルーのパン

大正元年に和菓子店として創業したなるせは、戦後に学校給食のための製パンを始め、飛騨で育った人々に親しまれています。トラン・ブルーは4代目の成瀬正さんが平成元年にオープンさせたパン店です。成瀬さんは「地方にこそ、きらりと輝きを放つ店があるべし」という思いから、ベーカリーのワールドカップ、「クープ・デュ・モンド・ド・ラ・ブーランジュリー」に出場し、平成24年に日本チームの監督として優勝しました。当時のレシピにもとづくこだわりの味が愛されています。

  • 電話:0577-33-3989(トラン・ブルー直通)

  • ファクス:0577-34-1929

工芸品

飛騨春慶|飛騨春慶連合協同組合

飛騨春慶

飛騨春慶は、400年以上前の慶長年間に、茶人・金森宗和(そうわ)が発案し、名工・高橋喜左衛門と御用塗師・成田三右衛門が生み出したと伝えられています。黒や朱の色漆を使わず、透き漆で木目の美しさを活かし、透明感のある琥珀色やべっ甲色に仕上げます。時とともに漆が透け、木目が美しく浮き出るようになります。こうした飛騨春慶の技法は、他ではほとんどが失われており、国内の漆器の中でも特殊なものです。(経済産業大臣指定伝統的工芸品 地域団体商標登録)

  • 電話:0577-32-4324

  • ファクス:0577-32-4320

飛騨一位一刀彫|飛騨一位一刀彫協同組合

飛騨一位一刀彫

飛騨一位一刀彫は、江戸時代末期に高山の彫師・松田亮長(すけなが)によって生み出されたました。朝廷に献上される笏の材にも使われた飛騨の銘木・一位の木を使用し、彩色に頼らず、木肌そのものの色、木目の美しさを生かします。一位の木で作られた彫刻は、時が経つにつれて、艶のある茶褐色に変化していきます。題材には干支や七福神などの古来からのものに加え、オーダーメイドの作品も制作されています。(経済産業大臣指定伝統的工芸品 地域団体商標登録)

  • 電話:0577-35-0321

  • ファクス:0577-35-0321

渋草焼(芳国舎)|株式会社芳国舎渋草製陶所

渋草焼(芳国舎)

渋草焼は、天保12年(1841年)、現在も陶房がある渋草という一帯に、郡代・豊田藤之進が半官半民の製陶所を開窯させたことが始まりです。陶工は肥前唐津より、絵師は加賀九谷より招き、原料に渋草陶石を使いました。のちに尾張瀬戸からも陶工を招きました。明治時代に事業家の三輪源次郎らが経営を引き継ぎ、勝海舟らの関わりのもとで「芳国社(舎)」と命名されました。白地に渋草調といわれる絵付けがされた磁器で、現在も手造り、手描きで製造されています。

  • 電話:0577-34-0504

  • ファクス:0577-34-0844

宮笠|宮笠保存会

宮笠

宮笠は、江戸時代から高山市一之宮で伝承されてきた笠で、市の無形文化財に指定されています。ヒノキやイチイを短冊状にした「笠ヒデ」という材料を編み、竹の骨組みで支え、帯状に編んだヒノキで外周を包んで縫い留めて仕上げます。日差しの下はもちろん、雨の日や雪の中でも、木の特性を活かし、快適に着用できる、今なお現役の生活道具です。イチイの笠ヒデで飾った「セミ笠」の意匠や平笠の緩やかな傾斜は、他の笠にない宮笠ならではの特徴です。

  • 電話:090-4235-8894

飛騨のさるぼぼ|飛騨のさるぼぼ製造協同組合

飛騨のさるぼぼ

さるぼぼの原型は、奈良時代に遣唐使が日本に伝えたとされる「這子(ほうこ)」や「天児(あまがつ)」という人形といわれています。江戸時代に民間でも広まり、安産のお守りやこどもの健康を願うものになりました。また、赤い色が天然痘予防になるという噂から、赤い布を使うようになったといわれています。この人形が猿の赤ちゃんに似ており、飛騨の方言で赤ちゃんを「ぼぼ」ということから、「さるぼぼ」と呼ばれるようになりました。(地域団体商標登録)

  • 電話:0577-57-5536

  • ファクス:0577-57-5537

有道しゃくし|有道しゃくし保存会

有道しゃくし

有道(うとう)しゃくしは、江戸時代から久々野町有道で、農閑期の副業として多くの家で製作されていました。昭和42年の全戸離村によって製作者が減少し、技術が失われかけていましたが、平成13年に地元有志による保存会が立ち上がり、技術の伝承と製作に取り組んでいます。継ぎ目がない一体の朴の木材で作られ、丈夫でありながら、鍋や食材を傷つけることなく調理することができます。随筆家の白洲正子は、「日月抄」で「杓子の中の王者」と称えました。

  • 電話:0577-52-3362(会長 松下さん)

飛騨さしこ|有限会社飛騨さしこ

飛騨さしこ

さしこは、もともとは仕事着、手ぬぐい、雑巾などを長く大切に使用するため、糸で模様を縫って布地を補強したもので、商品として流通してはいませんでした。昭和40年代後半に、生活の中で生まれたものが持つ美しさを多くの人に伝えることができないかという思いから、それまでは衣服に施すことが主だったさしこを、日用雑貨、かばんや袋、インテリア用品、和洋装小物などに施したことが飛騨さしこの始まりです。

  • 電話:0577-34-5345

  • ファクス:0577-34-5955

飛騨染|有限会社ゆはら染工

飛騨染

飛騨染は、京都の憲法染が飛騨に伝わったものとされ、祭礼衣装、のぼり、幕などの染色をするうち、飛騨地方の染め物として定着し、飛騨染と呼ばれるようになりました。顔料を使うため、色あせが少なく、丁寧に扱えば50年程度使うことができるといわれています。現在では飛騨染を製作するのはゆはら染工だけとなり、高山祭をはじめとする飛騨地方の祭礼の衣装のほかにも、のれんやバッグを製作し、鯉のぼりのオーダーメイドも手掛けています。

  • 電話:0577-32-2113

  • ファクス:0577-34-8638

小屋名しょうけ|小屋名しょうけ保存会

小屋名しょうけ

久々野町小屋名では、古くから小屋名しょうけというざるを作る技術が受け継がれており、越前の石徹白(いとしろ。現在の岐阜県郡上市白鳥町石徹白)から伝えられたとされています。野菜の水切りや米揚げに使用するざるで、スズタケを丹念に編み込んで美しい網目を作り出し、精巧に作られるため、長持ちします。「片口しょうけ」は口のあるしょうけで、洗った米や豆を鍋に移しやすくするため、小屋名で考案されたと伝えられています。

  • 電話:0577-52-2518

小糸焼|小糸焼窯元

小糸焼

「小糸焼」の名は、高山市西郊の古地名である「小糸」に由来し、今でも松倉中学校下の「小糸坂地下歩道」に名残をとどめています。江戸時代、2度にわたり、この地でやきものを作る試みが行われましたが、いずれもごく短期間で廃れてしまいました。戦後間もない昭和21年、現在の地に窯が再興され、手作りのやきものを作り続けています。飛騨地方で採れる赤土・木灰を使用した伊羅保(いらぼ)釉が特色で、「現代の暮しに馴染む和の器」を目指し日々作陶しています。

  • 電話:0577-32-1981

  • ファクス:0577-33-8361

認証申請のご案内

制度の詳しいこと

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このページに関するお問い合わせ

飛騨高山プロモーション戦略部 ブランド戦略課
電話:0577-35-3001 ファクス:0577-35-3167
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。