中部縦貫自動車道(平湯~日面)の対応方針(案)について
令和5年2月3日、中部縦貫自動車道(平湯~日面)の新規事業化に向けて、概略ルート・構造を検討する第3回地方小委員会が開催され、次の対応方針(案)が示されました。
高山市長コメント
国土交通省において進めていただいておりました中部縦貫自動車道(平湯~日面)の計画段階評価につきまして、今回有識者委員会において対応方針(案)として概略ルート帯が示されました。新規事業化に向けまた一歩踏み出したという意味で高山市として大変意義のあることだと感じています。
中部縦貫自動車道は、日本一広い高山市の東西方向を結ぶ基幹となる道路であり、多くの観光資源を持つ当市を含めた飛騨地域にとっては観光産業の更なる発展に欠かせない道路です。また、全国有数の生産量を誇るホウレンソウやトマトなどの高冷地野菜を新鮮な状態で都市圏へ輸送し、販路拡大に必要な道路です。
今回、概略ルート帯が示された平湯~日面間については、令和3年度より隣接する長野県松本市と「松本高山Big Bridge 構想」として中部山岳国立公園を挟んだ観光エリアの形成を図るべく、連携を深めているところであり、この構想の実現には欠かせません。当市としても、この道路の整備効果を最大限活かして山岳観光を軸とした地域活性化への取り組みを進めてまいります。
また、上宝・奥飛騨温泉郷地域にとっても、山岳観光などの振興はもとより、この道路の整備により高山市街地への時間短縮が図られることは、医療、福祉をはじめとする日常生活の安心・安全の向上が期待され、私の公約の1つでもある「いつまでも住み続けることができる環境の整備」にも繋がるものと考えています。
高山市としては、引き続き岐阜県及び飛騨地域をはじめとする関係自治体や地元経済団体などと連携し、一日も早く新規事業化できるよう最大限の努力をしてまいります。
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