5月26日日曜日野麦峠まつりがありました

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ページ番号 T1011009  更新日  令和元年5月30日

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5月26日日曜日 祝令和 野麦峠まつり~旧野麦街道糸引き工女行列再現~

標高1,672m、高山市と信州を結ぶ野麦峠において、高山市高根町飛騨高根観光協会と野麦峠まつり実行委員会(松本市奈川地区)が共同開催している第37回「野麦峠まつり」が盛大に開催されました。

今年は、新元号「令和」を祝し、野麦峠の歴史を後世につなぐことと、両地域の観光振興と連携を深めることを目的に開催しています。                                             

野麦峠は、金森時代に街道が整備され、飛騨から信州、江戸への重要な官道として、峠には江戸幕府の番所が置かれていた所です。また、富山湾で捕れた鰤が、塩漬けされて「塩ぶり」となって運ばれた街道でもあります。

小説や映画「あゝ野麦峠」で全国に知られることになった野麦峠は、明治から大正、昭和の初め、飛騨の少女たちが「糸引き工女」として信州の製糸工場へ出稼ぎに通った街道です。往時を偲び、糸引き工女や検番に扮した地元の子ども達や、高山市内、飛騨市、山形県の参加者らが行列をつくり、雄大な乗鞍岳を背に青々と茂るクマザサの古道を歩きました。

 

まつりでは、松本市の無形民俗文化財である子安諏訪神社祇園囃子や乗鞍竜神太鼓、飛騨の語り部鮎飛定男さんの「野麦峠の糸引きさ」の話など、たくさんの催しが行われた他、地元の特産品などが出店され賑わっていました。

野麦峠は、新緑の美しい季節となりました。市民の皆さんをはじめ、国内外からもたくさんの方がこの野麦峠を訪れ、野麦街道の歴史に思いを馳せていただきたいと思います。

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