毛虫(アメリカシロヒトリ)発生への対応について

ページ番号 T1016155  更新日  令和3年9月9日

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アメリカシロヒトリという毛虫が市内で発生しています。アメリカシロヒトリは、毒針毛を持っていないため、ヒトへの直接的な被害はありませんが、幼虫時に樹木の葉の食害や、洗濯物や建物に付着するなどの問題があります。

被害の拡大を防ぐためには、早期の発見と駆除がとても大切です。
各町内会やご家庭で自主的に取り組み、高山市の美しい自然環境を守るため、ご協力をお願します。

※防除、駆除は樹木などの所有者の責任であり、市では市有地以外での駆除は行っておりません。個人で駆除していただくか、直接専門業者にご依頼ください。

アメリカシロヒトリとは

アメリカシロヒトリは、ヒトリガ科に属する白い小型の蛾で、幼虫は100種類以上の樹木の葉を食害し、特に桜、プラタナスなどの落葉樹を好みます。

幼虫の特徴

【体形】

細長い円筒形(30ミリメートル前後まで成長)頭部は黒色、胴部は淡黄色。成長するにつれ灰黒色を帯びてきます。

【生態】

卵は卵塊として葉の裏に数百個産み付けられ、白色毛で覆われます。

(クモの巣に似ている)幼虫は、ある程度糸を張って集団で生活をし、その後は分散し、葉の食害や、家屋の壁面を這うなどの不快な行動を引き起こします。

通常、年2回発生し、1化期は6月上旬~7月中旬で、2化期は8月上旬~9月中旬となっています。

これは気象状況などにより発生時期がずれることもあります。

特に、2化期(1年で2回目の発生)の幼虫が現れる9月頃に、もっとも被害が大きくなります。

【越冬】

樹幹の割れ目や樹皮の隙間、エアコンの室外機の影など、風雨がある程度防げる場所に潜りこんで蛹(さなぎ)になります。

成虫の特徴

成虫体長…雄:約14~15ミリメートル、雌:約15~16ミリメートル

体色…全体的に白色であるが、翅(はね)には多数の灰黒点を生じます。


アメリカシロヒトリ 幼虫

幼虫


巣
巣にいる幼虫
巣
幼虫により食害された桜の木

幼虫の駆除

駆除は早期に行うことが好ましく、ふ化直後に集団で生活する時期に被害葉を見つけ出し、枝や葉を取り除き、踏みつぶすこと(1⃣ 捕殺)が一番自然にやさしい駆除方法です。薬剤を用いて駆除する場合(2⃣ 薬剤による駆除)もこの時期が効果的です。
幼虫はクモの糸が絡んだような袋状の巣を作って集団で生活しており、また、葉の表皮部だけを残し食害するため葉が白く見え、これが発見のポイントになります。
幼虫は6月~9月頃にかけて年2回発生するので、自身の敷地で発見した場合は駆除してください。

発見が遅れ、すでに虫が分散してしまった場合には、2⃣ 薬剤による駆除が効果的です。

1⃣ 補殺

落葉樹に好んで産卵し、幼虫は吐いた糸で作った巣に約1週間留まっています。巣の中の幼虫は、葉の葉脈だけ残して食害するため、葉が透けて見えます。
幼虫は、体長1.5センチメートル位になると、巣から離れてしまうので、分散する前に枝葉を切り取り、踏みつぶして殺してください。駆除後の枝葉は、剪定枝と同様に可燃ごみとして出してください。
注:駆除した幼虫は可燃ごみとして出してください。
注:直接触れると、稀にかぶれなどを引き起こすことがありますので、長袖や手袋などを着用してください。

2⃣ 薬剤による駆除

薬剤は、スミチオン、オルトラン乳剤の散布が一般的ですが、トレボンMCやスティンガーも効果的といわれています。また、規模が小さい場合は殺虫スプレーをかけるだけでも効果があります。
薬剤を使用の際は、取扱説明書を読み、使用方法がわからない場合は販売店に尋ねるなどしましょう。

薬剤の使用にあたって

  1. 薬剤の散布は、補殺などの駆除ができないなど、止むを得ない場合のみに留めてださい。
  2. 薬剤の使用時は、その薬剤の使用方法や注意事項を厳守してください。
  3. 薬剤を散布するときは、飛散に注意し、人や動物、作物、洗濯物などに危害を及ぼさないよう気をつけてください。また、近隣の迷惑にならないようにしてください。

参考

※長野県須坂市様、青森県弘前市様のホームページを参考に作成

このページに関するお問い合わせ

環境政策部 生活環境課
電話:0577-35-3138 ファクス:0577-35-3169
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