令和6年高山市二十歳のつどいについて

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ページ番号 T1018616  更新日  令和6年1月15日

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二十歳を迎えた方を対象に、旧友と語り合う場として、また地域社会への参加を考える機会として、「令和6年高山市二十歳のつどい」を開催します。

「高山へのアイデア」審査結果について

二十歳を迎えた方を対象に、高山市へのアイデアを募集しました。17点の応募作品の中から、市長賞1点、実行委員会賞5点を決定しました。

市長賞

美素 利香 さん

市の課題

 私は、「子どもが健やかに育つための街づくり」に課題があると考えます。現在、高山市では日本一広い市であるにも関わらず、多くの他の市に比べて子どもたちの遊び場や居場所の充実さに欠けています。私自身も、もし将来結婚して子どもを授かった場合にこのような課題を持つ市に対して安心して子どもをここで育てようと思うことはできないかもしれません。

アイデア

 私は、自然を感じられるアスレチック施設の建設を提案します。子ども達が健やかに育つためには、市の魅力を感じながらのびのびと生活することが必要です。現在、中学校での部活動は私達の時よりも活動頻度が減り、部に入部しない子達も多いと聞きました。ここで考えられるのは運動不足です。近年ではインターネットの普及により外出せず家の中でゲームをして遊ぶ子ども達の増加が否めません。そこで、このアスレチック施設を建設することにより、市ならではの自然の豊かさを十分に感じられると共に、体を動かす機会を与え、楽しみながら運動不足を解消できるという利点があります。また、親世代、祖父母世代にも利用可能な施設を作ることで幅広い年代の交流や健康増進に役立つのではないでしょうか。さらに、このようなアスレチック施設に対して市内の人々だけでなく市外、県外の多くの人々が興味を示し訪れて観光業にも大きな利益が得られると考えられます。

実行委員会賞

都竹 桜英 さん

市の課題

 高山市は人口不足の一途にあります。それに伴う労働力不足で営業できなくなる店もあり、町の活気は次第に失われてきています。また、多くの若者は高校を卒業した後、進学や就職のために高山を離れます。自分もそうです。本来であれば私たちがUターンで高山に戻り、高山の未来を作っていくべきなのだろうとは思います。しかし、実際高山は仕事の選択肢が少なく、生活の便利さは都会には劣ってしまいます。私の友人たちも「高山は好きだけどやりたい仕事がなさそうだから高山には帰らない」「都会の暮らしの便利さを覚えたらもう高山には帰れない」と言っています。ですがこの状況を放置し故郷が廃れていくのを見るのはとても寂しいことですし、他地域から人口流入をするにもそう簡単に決断してもらうことはできません。とにかく高山は人がいないことで賑やかさを失っているのです。そのうち地元の人よりも観光客の方が多くなるかもしれません。

アイデア

 提案するのは「活動人口を増やす」ことです。1つ目の案は、他地域の人も参加できるイベント(ウルトラマラソンのようなもの)を開催することです。参加者としてイベントに来てもらうようにすることはもちろんですが、運営としても関われるようにすることにより準備段階も多く足を運んでもらえ、高山への関心も高まると考えられます。2つ目の案は、空き家を活用した移住体験や、官公庁や観光業、伝統産業系の職業体験です。完全に移住や転職を決めることは難しいかもしれませんが、お試し程度なら気軽に関われると思います。これは地元の人にとっては労働力不足の助けに、参加者は良い人生経験になり双方に利点があります。以上のように、生活を制約しない程度ではありますが観光や帰省以外に足を運んでもらう工夫が大切だと思います。

杉﨑 一樹 さん

市の課題

小学生の人間関係

アイデア

様々な小学校が交流できるイベントの開催

 だんだん少子高齢化になっていきクラスや学年の人数が減っていってしまっていて、高校、中学に上がるに連れて友達や相談できる子がより作りにくくなっている。また、他の小学校と距離があって、簡単に他校の子と遊んだり、交流できる機会が少ない小学校もある。だからこそ全部とは言わないが、2校3校の学校で何かイベントや遊ぶ場などを作って友達を増やしたりできると思う。また中学生に上がった際にもそこからより交流が増えたりすると思う。

匿名希望

市の課題

富山県との交流の増加

アイデア

 高山市は岐阜県の北部にあり、県庁所在地の岐阜市より富山県に近い町です。車で2時間程度で、岐阜、名古屋方面より近い為、ショッピングなどで富山へ行く人は多いと思います。逆に、富山から高山へ来る人も多くいるでしょう。富山出身の友人も「高山はすごく親近感がある。」と言ってくれました。でも、県が違うからなのか、東海地方と北陸地方の違いからなのか、情報や交流が少ないような気がします。そこで行政、学校、民間も含めてもっと交流をしてみてはどうでしょうか。山の町と海の町で交流、情報発信すればお互い新鮮なのではないでしょうか。県が違うと難しい点もあるのでしょうが自然災害時の援助、救助、ボランティアも距離的に岐阜市より近くメリットは大きいと思います。高山市民、富山県民はお互い好意的です。これを生かしていけば行政、防災、経済で大きな効果があるのではないかと思います。

匿名希望

市の課題

老舗や農家などの後継者不足

アイデア

インターネット、SNSなどを利用して地元の人たちだけでなく外の人たちにも価値や魅力を知ってもらい、なかでも「このお店、農家を継ぎたい」と思ってくれた人とマッチングサイトを用いて繋ぐ。また安定するまで金銭や住居などの支援を行う。

荒井 亮太 さん

市の課題

高山祭などの大規模なものや、神輿などの地域レベルの小規模なものを含めた地域行事や、一刀彫りや、春慶塗りなどの伝統工芸といった、地域文化の担い手の高齢化と、後継者不足。

アイデア

 伝統工芸などの物品を販売するようなものの場合、新たな販路の確保のために、市内市外問わず認識を広めることを目的として、伝統工芸に特化したインターネットサイトの設立や、SNSを用いた活動報告などの、ネット社会を活用したものがあると思います。
 地域行事に関しては、大きな課題として、担い手である子どもたちが行事離れに近しい状態になっていることが挙げられ、この理由に、文化的価値を理解することが困難であることが要因だと思われます。そのため、子どもたちの「何でやらないといけないの」という意識を「やりたい」に変える必要があり、子どもたちの活躍を多くの人に知ってもらうために、新聞やSNSなどを利用したり、市内で使えるクーポンの支給のような地域全体で一丸して担い手となる人たちのモチベーションを上げられるような仕組みが必要だと思います。

募集要項

対象者

「令和6年高山市二十歳のつどい」の対象者

募集する作品

高山へのアイデア(テーマは自由)

字数

400文字以内

締切

令和5年12月4日月曜日

賞金

・市長賞 5万円×1件

・実行委員会賞 1万円×数件程度

・特別賞

※さるぼぼコインにて授与

※受賞者は、希望者のみ各会場のつどいにて発表予定です。

 その他

・個人でも共同でも応募可能

・応募いただいたアイデア(氏名・ペンネーム含む)は市の広報紙やHPへ掲載するほか、報道機関などへの情報提供、公共施設での展示などに使用させていただく場合がありますので、予めご了承ください。

対象

 平成15年4月2日から平成16年4月1日までに生まれた方で、次のいずれかに該当する方

  1. 高山市民(住民登録がある方)
  2. 平成30年度に市内中学校などを卒業された方
  3. 上記に該当しないが、高山市内の中学校などに在学していた方で、参加を希望する方

  ※上記に該当しない方は参加できません。

  ※対象となる方には、今後、ご案内をお送りします。

  ※3に該当する方は、下記までご連絡ください。

開催日・開催地区

令和6年

開催日

開催時間

開催地区

開催会場

1月1日(月・祝) 14:00~15:30 上宝・奥飛騨温泉郷

上宝支所

(上宝町本郷540)

1月2日火曜日 13:00~15:00 朝日・高根

燦燦朝日館

(朝日町万石800)

13:30~15:00 久々野

久々野公民館

(久々野町久々野1505-4)

13:30~15:15 一之宮

一之宮公民館

(一之宮町3087-1)

1月3日水曜日 13:30~16:00 国府

こくふ交流センター・さくらホール

(国府町広瀬町880-1)

1月7日日曜日 10:30~12:00 清見

きよみ館

(清見町三日町305)

11:30~14:00

荘川

荘川総合センター

(荘川町新渕430-1)

13:30~15:20 高山

飛騨・世界生活文化センター

(高山市千島町900-1)

14:00~15:00 丹生川

丹生川文化ホール

(丹生川町町方1)

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このページに関するお問い合わせ

市民活動部 生涯学習課
電話:0577-35-3155 ファクス:0577-35-3414
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。