ヤングケアラーをご存知ですか
ヤングケアラーをご存じですか
ヤングケアラーとは
ヤングケアラーとは、法律などで定められた定義はありませんが、一般には、「お手伝いの範囲を超えて、本来は大人が担うような家事や、家族の世話などを日常的に行っている18歳未満の子ども」とされています。
習慣的にケアを担うことで、子どもらしい生活ができずに辛い思いをしていたり、学業や進路などに影響がある場合があります。
ヤングケアラーの例
- 障がいや病気のある家族に代わり、買い物・料理・掃除・洗濯などの家事をしている
- 家族に代わり、幼いきょうだいの世話をしている
- 障がいや病気のある家族・きょうだいの看病、介護、見守りをしている
- 家計を支えるために労働をして、障がいや病気のある家族を助けている
- アルコール・薬物・ギャンブル問題を抱える家族に対応している
ヤングケアラーの問題と対応について
ヤングケアラーが持つ問題
子ども自身が、家族のためにケアを行うことを「当たり前」と受け止めてしまうことで、苦しくてもSOSが出せず、問題として表面化しにくいと言われています。
また、家庭内のことであるため、実態の把握が難しく、周りの人も気づきにくい状況があります。
大切なのは早期発見
ヤングケアラーへの対応は、ケアが必要な家族が、医療、福祉、介護サービスなどを適切に利用できるよう支援することや、家族がヤングケアラーについて理解を深める必要があります。
できるだけ早期にヤングケアラーである子どもを発見し、子どもの健やかな育成・教育に向けた支援が必要です。
広くヤングケアラーについての認知度を高め、市や学校、医療・福祉の関係機関が連携した支援を行います。
ヤングケアラーかもしれない子どもを見つけたら
ヤングケアラーかもしれない子どもを見つけた場合や、ヤングケアラーについての相談は以下の窓口にご相談ください。
高山市子ども発達支援センター
電話 0577-35-3179(平日8時30分から午後5時15分)
電話 0577-32-3333(代表)休日夜間
このページに関するお問い合わせ
福祉部 子育て支援課
電話:0577-35-3140 ファクス:0577-35-3165
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