市民憲章

ページ番号　T1001903　 更新日　 令和7年6月2日

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ご存じですか？「高山市民憲章」

「わたくしたちは乗鞍のふもと、山も水もうつくしい飛騨高山の市民です。」から始まる高山市民憲章を、どこかで目にしたり、耳にしたりしていると思います。

公民館に掲げてあったり、集まりや会議の冒頭にみんなで朗唱したりしていますが、どんな目的で、何のために作られたのか、ご存じでしょうか？

「高山市民憲章」は、昭和41年、公民館活動から提唱され、市民自らの手で策定し、市長へ提出、議会の承認という手続きを経て告示されました。市民憲章は、「まちづくりの行動理念（目標）」を示しています。自分たちの住むまちへの愛情を育み、「まちづくり」に対する関心や意欲を高めるために、繰り返し「声に出し」「心を込めて高らかに唱える」ことにより、強制や義務や利害ではない心の中から湧き出る気持ちを養いたいと願い、創られました。

「市民一人ひとり」の「我がまち」への愛情を醸成し、「まちづくり」の参加意欲を高めましょうという「熱い願い」と「志（こころざし）」の結晶なのです。

各文言に込められた想い

　昭和41年11月1日　市告示第64号 改正
　昭和56年5月11日　市告示第13号

わたくしたちは乗鞍（のりくら）のふもと
山（やま）も水（みず）もうつくしい飛騨高山（ひだたかやま）の市民（しみん）です。

• うつくしい郷土（きょうど）に生きるわたくしたちの期待（きたい）とねがいをこめて、この憲章（けんしょう）を定（さだ）めます。
• 全市民は力をあわせて、この憲章（けんしょう）を守り、理想（りそう）のまちを建設（けんせつ）しましょう。

たがいに信（しん）じ　助（たす）けあい
心（こころ）のなかにもきれいな花（はな）を咲（さ）かせましょう。

• 礼儀（れいぎ）を守（まも）り、感謝（かんしゃ）の念（ねん）を深（ふか）め、たびの人をあたたかくむかえる。
• みんなが仲（なか）よくつきあい、他人（たにん）のわたくしごとをとやかくいわない。
• 老人（ろうじん）をうやまい、恵（めぐ）まれない人をいたわり、進（すす）んで社会（しゃかい）のためにつくす。

環境（かんきょう）をととのえ　きまりを守り
みんなのしあわせを大事（だいじ）にしましょう。

• 公害（こうがい）をなくし、道（みち）やみぞ、川（かわ）をきれいにし、ごみは必（かなら）ずごみ箱（ばこ）に入（い）れる。
• 城山（しろやま）の木（き）や小鳥（ことり）、宮川（みやがわ）の魚（さかな）などをかわいがり、まちを花（はな）でかざる。
• 時を大切（たいせつ）にし、資源（しげん）を愛（あい）し、交通道徳（こうつうどうとく）を守り、ひとのめいわくになることはしない。

からだをきたえ　元気（げんき）で働（はたら）き
明（あか）るい豊（ゆた）かなまちをきずきましょう。

• 衛生（えいせい）に注意（ちゅうい）し、スポーツを楽（たの）しみ、健康（けんこう）なからだをつくる。
• 働（はたら）くことに喜（よろこ）びをもち、仕事（しごと）の場（ば）を明るくして、能率（のうりつ）をたかめる。
• 郷土（きょうど）の産業（さんぎょう）に望（のぞ）みをかけ、その発展（はってん）に力をあわせる。

文化（ぶんか）をたっとび　伝統（でんとう）を生（い）かし
正（ただ）しい教養（きょうよう）を身（み）につけましょう。

• 伝統ある高山の文化に深い愛情（あいじょう）をもち、文化財（ぶんかざい）を尊重（そんちょう）する。
• 文化諸活動（ぶんかしょかつどう）を盛（さか）んにして、友愛（ゆうあい）を深め、品性（ひんせい）の向上（こうじょう）に役立（やくだ）てる。
• 国際理解（こくさいりかい）をたかめ、時代（じだい）の進歩（しんぽ）に歩調（ほちょう）をあわせる。

こどもを愛（あい）し　健（すこ）やかに育（そだ）て
夢（ゆめ）と誇（ほこ）りをもたせましょう。

• こどもの将来（しょうらい）をよく考えて、幼（おさな）いときからしっかり家庭（かてい）のしつけをする。
• こども会の活動（かつどう）を見守（みまも）り、こどもの自主性（じしゅせい）を正しく育（そだ）てる。
• こどもは社会（しゃかい）の子、よい環境（かんきょう）をあたえ、みんなのあたたかい心でみちびく。

高山市民憲章推進協議会の活動について

花いっぱい運動（花の苗配布、あさがおの苗配布）：6月

• 市民憲章の「たがいに信じ　助けあい　心のなかにもきれいな花を　咲かせましょう。」や「環境をととのえ　きまりを守り　みんなのしあわせを　大事にしましょう」の活動実践として、希望される団体に花苗を配布し、各団体の「花いっぱい運動」を支援しています。

• 花いっぱい運動（花苗の配布について）

市民のための施設無料公開：7月

• 大切な人とのふれあいの時間を大切にするとともに、地域の魅力を知り、地域への愛着を深めていただく目的で、市内各施設などの協力により実施しています。

版画年賀状コンクール、作品展・表彰式：1月

• 市民憲章の「文化をたっとび　伝統を生かし　正しい教養を身につけましょう。」の実践のため、高山市の伝統文化・美術の一つである飛騨版画を市民の文化活動として継承していく目的として開催しています。

• 版画年賀状コンクール開催要項

高山市民憲章推進協議会　会員募集について

高山市民憲章推進協議会では、市民の「みんなで明るく住みよいまちづくり」の向上のため様々な活動を行っています。

　当協議会への活動について賛同してくださる会員を募集しています。
　賛同会費：
　　　一般会員（団 　体）：年額  1,000円（1口）～
　　　特別会員（事業者）：年額10,000円（1口）～

　加入方法：以下の申込書を生涯学習課（高山市役所3階）の窓口かメール、ファクスでご提出ください。

• 一般会員（会員申込書） （Word 22.5KB）
• 特別会員（会員申込書） （Word 35.0KB）

高山市民憲章推進協議会は高山市からの補助金と、会員の賛助会費で運営しています！

高山市民憲章を無料配布しています

高山市民憲章推進協議会では、高山市民憲章をより身近なもの、親しみやすいものとして知っていただくため、高山市民憲章（369mm×260mm厚紙）と、高山市民憲章カード（94mm×60mm厚紙）を無料で配布しています。

配布場所：生涯学習課(市役所3階)
　※必要枚数が多い場合は、事前に生涯学習課へご連絡ください。

• 高山市民憲章（369mm×260mm厚紙） （PDF 572.1KB）