清掃工場(ごみ焼却施設)
清掃工場の概要
- 名称:高山市資源リサイクルセンター 清掃工場
- 愛称:サンクリーン高山
- 所在地:岐阜県高山市三福寺町1800番地
- 炉形式:全連続燃焼式焼却炉
- 炉数:2炉
- 焼却能力:24時間あたり100トン(2炉の合計)
- 敷地面積:19,000平方メートル
清掃工場の特徴
- 公害の防止
周辺の地域、自然環境に対し調和を図るため、次のような対策が施されています。
・排ガス中の塩化水素、ダイオキシン類及びばいじんの除去については、厳しい基準で設計し、高性能な有害ガス除去装置およびバグフィルタを設置しています。
・バグフィルタ等で捕集されたばいじんは、ダイオキシン類等の溶出を防止するため、灰固形化装置により無害化を図っています。
・工場から排出される排水は、完備された排水処理装置で十分処理してから、公共下水道へ放流しています。
・ごみの臭気は、エアカーテンにより漏洩を防ぐとともに、燃焼用空気として焼却炉へ送り込み、熱分解させ無臭化を図っています。
・騒音源となる機器は、極力、低騒音型の機器を使用するとともに十分遮音効果のある建屋構造としています。 - 管理運営の効率化
コンピュータによるクレーン制御をはじめ、焼却炉の運転、記録および監視を自動的に行える全自動燃焼制御システムを採用しています。また、ごみ搬入データ処理等についても自動化、省力化を図っています。 - 余熱の有効利用
廃熱ボイラを設置して、燃焼用空気加温を行う一方、余剰エネルギーについては、場内の冷暖房、給湯およびごみ搬入退出路の融雪を行う他、隣接の養護老人ホーム向陽園および特別養護老人ホーム豊楽園へ蒸気を供給して、給湯や暖房に余熱の有効利用をしています。

工場全体の頭脳にあたるところで、すべての運転管理は、コンピューターにより行われます。

ストーカ(乾燥帯・燃焼帯・後燃焼帯)に供給されたごみは、ストーカの運転によりときほぐされ、自動制御により完全燃焼して灰になります。

搬入されたごみは、専用のカードにより自動的に計量およびデータ処理されます。

ごみピットに一旦貯留されたごみは、クレーンによりごみ投入ホッパに投入されます。ごみの攪拌、投入は全自動または半自動で行われます。
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