三原則を守って食中毒を予防しましょう

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ページ番号 T1000510  更新日  平成27年2月16日

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食中毒はなぜ起こるの

食中毒のほとんどは原因菌やウイルスのついた食品や飲料水を飲食することによって起こります。
主な症状は、吐き気や嘔吐、腹痛や下痢などの急性胃腸炎の症状ですが、時には死亡するほどの重症になることがあり、油断は禁物です。
原因となる細菌は、O-157に代表される病原大腸菌やサルモネラ菌、腸炎ビブリオなどで高温多湿の梅雨の時期から夏季にかけて集中して発生しています。

食中毒を予防する三原則

つけない(食中毒の原因菌やウイルスを)

食品に菌をつけないために手や調理器具はしっかりと洗い、食品は包んで保存しましょう。

増やさない(食中毒の原因菌やウイルスを)

買ってきた食品が冷蔵や冷凍の必要なものなら、すぐに冷蔵庫に入れましょう。
冷蔵庫を過信せず、温度管理に気をつけて、食品は早めに食べましょう。

消滅させる(食中毒の原因菌やウイルスを)

ほとんどの菌やウイルスは熱に弱いので食品内部まで十分に加熱して菌を殺しましょう。また、調理器具も定期的に漂白剤等で消毒をしましょう。

もし食中毒が疑われたら

吐き気や腹痛、下痢などの食中毒が疑われるような症状が現れたら、素人判断で胃腸薬や下痢止めを服用せず、重症化を防ぐため一刻もはやく医師の診断を受けましょう。

特に、便に血が混じっている場合は、医療機関へ直ちに受診しましょう。

腸管出血性大腸菌(O157、O26、O111等)の対策(予防)

大腸菌は家畜や人の腸内にも存在し、その大半は無害ですが、いくつかの種類が人に下痢などの消化器症状を起こすことがあり、それらの大腸菌を「病原大腸菌」と呼びます。

「病原大腸菌」の中には、毒素を産生して、出血を伴う腸炎やHUS(溶血性尿毒症症候群)等の腎臓などの障害を引き起こすものがあり、これらの大腸菌は「腸管出血性大腸菌」と呼ばれます。
詳細は下記のページをご参照ください。

食中毒予防でも特に心配される腸管出血性大腸菌(O157、O26、O111等)の対策(予防)は、以下のとおりです。

  1. 75℃、1分以上の加熱で菌は死滅します。(中心部までしっかり加熱しましょう。)
  2. 食品の保存は適温で(低温で菌の増殖を防ぎましょう。)
  3. 調理器具は十分に洗い、消毒を(まな板や包丁は食材によって使い分けましょう。)
  4. 調理や食事の前には手洗いを(石けんで洗った後、逆性石けんで消毒をしましょう。)
  5. 飲料水の衛生管理に気をつけて(特に井戸水や受水槽の取扱いには気をつけましょう。)

食中毒に関するご相談は

飛騨保健所 生活衛生課
電話:0557-33-1111(内線320)

このページに関するお問い合わせ

医療保健部 健康推進課
電話:0577-35-3160 ファクス:0577-35-3173
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。