高山市平和のシンボル「平和への絆」

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ページ番号 T1005568  更新日  令和5年4月17日

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「平和への絆」写真
市役所前に設置した高山市平和のシンボル「平和への絆」

悲惨な戦争の記憶が薄れつつある中、改めて市民一人ひとりが守り引き継ぐべき美しい郷土や平和の大切さについて考え、家族や友人、地域などで語り合う機会が必要となっています。
一方、国外では、現在も紛争や飢餓、貧困が絶えず、多くの尊い命が奪われており、これらは一刻も早く解決していかなければならない人類共通の課題です。
高山市は、日本全国のみならず全世界から多くの観光客が訪れる国際観光都市であり、異文化への共感や理解が世界平和に大きな役割を果たしていること、国際連合が9月21日を「国際平和デー」として定め、加盟各国などに世界平和に関する取組みを求めていることを踏まえ、国内外に向けて恒久平和の実現を訴えていくため、平成25年に9月21日を「高山市平和の日」として制定しました。
これを受け、高山市における平和のシンボルとなり、シンボルを通じて市民のみならず、国内外からの観光客に対する平和への意識醸成を図るために、平成26年9月21日、市役所庁舎前広場に平和のシンボル「平和への絆」を設置しました(制作:協同組合 飛騨木工連合会)。
制作にあたっては、基本コンセプトを「絆」と定め、次に掲げる3つの絆を表現しました。

  • 人と人の絆「ふれあい」
    格子の一部分を千鳥格子とし、先人から受け継がれ、また未来へ受け継いでいくべき飛騨の匠の技を取り入れることで「人と人の絆」を表現しています。
  • 人と自然の絆「ぬくもり」
    一位一刀彫や飛騨春慶などの伝統工芸品を育んできた自然の恵みである木を活用することにより、「人と自然の絆」を表現しています。
  • 都市と都市の絆「ひろがり」
    寺院や他の自治体への一斉鐘打の呼びかけなど鉦(かね)の音を通じた都市との連携により、「都市と都市の絆」を表現しています。

このシンボルを通じて、高山市から恒久平和実現に向けた願いを全世界に発信していきます。

「平和への絆」の鉦の打ち鳴らしについて

「平和への絆」の鉦はどなたでも打ち鳴らしていただけます。また、鉦を打つ撞木(しゅもく)を常設していますので、ぜひ鉦を打ち鳴らしにお越しください。
※学校や団体で鉦の打ち鳴らしを希望される場合は、事前にご相談ください。


なお、「高山市平和の日」である9月21日は、平和を願う象徴的な日として鉦の打ち鳴らしのセレモニーを行いますのでぜひ参集ください。

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このページに関するお問い合わせ

市民活動部 生涯学習課
電話:0577-35-3155 ファクス:0577-35-3414
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。