5月1日月曜日　旧須田歯科医院 国登録有形文化財登録証および登録プレート伝達式がありました

　旧須田歯科医院（桜町）は、国土の歴史的景観に寄与しているものとして、令和3年度に国登録有形文化財（建造物）に登録されました。江名子川沿いに建つ旧医院兼住宅で、板張りの外壁や両開きの縦長窓など大正期の洋風志向を示す建物です。

　伝達式には所有者の桑山直也さんご夫妻が来庁され、市長から登録証と登録プレートが手渡されました。桑山さんは「幼い頃に暮らしていた家に歴史的な価値があることを認識する機会をいただきました」と話されました。

　文化財の登録制度は、ゆるやかな規制によって広く保護の網をかけて文化財を守る制度です。現在、高山市内には19件（建造物18件、考古資料1件）の国登録文化財があります。