乗鞍山麓五色ヶ原の森

ページ番号 T1001310  更新日  令和4年6月17日

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乗鞍山麓五色ヶ原の森

五色ヶ原の森とは

 乗鞍山麓五色ヶ原の森は、約20万年前頃から活動を始めた乗鞍火山体の溶岩流により基盤が形成され、柱状節理(ちゅうじょうせつり)の岩壁、多くの滝、渓流、池や湿原など、多様な自然環境を舞台に、複雑で壮大な自然が育まれており、動植物を間近で観察することができます。

 市ではこの豊かな自然を、自然環境学習の拠点として、子どもたちをはじめとした多くの方々の学習の場として活用していただけることを期待しております 。

 広大な3,000ヘクタールの森林地帯に、人ひとりが通れるだけの幅の歩道を整備した、それぞれ趣が違う3つのコースと、自然に配慮しつつも快適にご利用できる山小屋を設置しています。

3つのコース

 五色ヶ原の森には特徴の違う3つのコースがあり、それぞれが季節に応じた表情を見せてくれ、訪れるたびに新たな感動を与えてくれます。

カモシカコース

 豪快にしぶきを上げる多様な滝と、沢沿いの広葉樹林を観察するコースです。

シラビソコース

 シラビソに代表される針葉樹の森と点在する池、滝を観察するコースです。

ゴスワラコース

 国内において大変貴重な自然のままの森「原生林」や、乗鞍岳の噴火による溶岩塊で形成された「ゴスワラ」、それぞれ趣が異なる美しい「白川(しろかわ)」と「黒川(くろかわ)」の渓流など、五色ヶ原の森の新しい魅力が満載のコースです。

山小屋と設備

 五色ヶ原の森の中には、コースの出発や最終地点、また道中の休憩や緊急時に避難できるように山小屋を配置しております。

 それぞれの山小屋は、豊かな自然の景観を損ねないような外観としており、また自然に配慮しながらも気持ちよくご利用いただける設備となっております。

山小屋の一覧

  • 烏帽子小屋
     カモシカコースの中間地点にある小屋です。
  • 出会い小屋
     カモシカコースの終点、シラビソコースの始終点となる小屋です。
  • 岩魚見小屋
     シラビソコースの前半にあり、またゴスワラコースの始終点となる小屋です。
  • シラビソ小屋
     シラビソコースの後半にある小屋です。
  • 仙人小屋
     ゴスワラコースの前半にある小屋です。

山小屋の設備 

 全ての山小屋に、洗浄機能付きの洋式便器を設置しております。
 また、一部の小屋には、微生物を活用して汚水を浄化し、トイレの洗浄水として繰り返し使用する設備を設置し、使用する電気も近くの沢の水を使った小型水力発電を用い、自然環境へ最大限の配慮を行っております。

ご利用方法

 五色ヶ原の森のご利用にあたっては、自然への配慮のため、ガイド(森の案内人)の同伴を義務付けており、入山料も必要です。
 また、事前予約も必要です。

ご利用可能な期間

 5月20日から10月31日まで
 ※一部のコースは、積雪状況により変更となる場合があります。

  • 山間部のため、積雪などにより期間を変更する場合があります。
  • 安全にご利用いただけるよう、定期的にコースや設備の点検のため、お休みさせていただきます。

ご予約やコースの内容について

 参加希望日の10日前までに、五色ヶ原の森のホームページ または 電話(五色ヶ原の森案内センター
電話:0577-79-2280)にて、ご予約ください。

 また、リンクページに詳しい情報などを記載しておりますので、ご覧ください。

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このページに関するお問い合わせ

森林・環境政策部 環境政策課
電話:0577-35-3533 ファクス:0577-35-3169
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。