宗和流茶道

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ページ番号 T1000914  更新日  令和3年12月20日

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よみ
そうわりゅうさどう
市指定年月日
昭和39年2月26日
管理者
茶道宗和流家元 長倉泰山

解説

 宗和は、金森家2代可重の長男で名を重近といった。従五位下飛騨守を受領し、古川増島城に在城したが、故あり剃髪して宗和と号し、母とともに京都に閑居した。祖父も父も出色の武家茶人で、父は千道安に師事し、将軍秀忠の師範役を勤めた。
 宗和の手前には優雅な気品があり、もっぱら公卿たちの間に流行して「姫宗和」とうたわれたが、「暁の茶会」で示された凛冽たる気魄は、その出自が武人であったためであろうか。
 宗和流は京都のほか加賀、和泉、尾張などに流布し、高山の宗和流は和泉の流れを汲むものと伝えられる。岸和田城主小出三尹の室は宗和妹の菊であった。

宗和流歴代
金森宗和―小出三尹―小出有宗―金森頼旹―鷲見宜名―大成院泰忍―大雄寺遠誉―住久兵衛―本光寺知了―勝久寺相常坊―阪田小湖―森本古泉/平瀬有夢―森本栄樹―森本花文―長倉泰山


 大隆寺に金森宗和茶道碑、清風社記念碑がある。

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