大雄寺鐘堂
- よみ
- だいおうじしょうどう
- 県指定年月日
- 昭和48年6月13日
- 所有者
- 大雄寺
- 所在地
- 高山市愛宕町67番地
- 時代
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元禄2年(1689)2月
- 員数
- 1棟
- 法量など
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鐘楼は地の間寸法3.45メートル正方形、木造入母屋造、銅平板葺、斗栱三ッ斗組、間斗束、天井鏡天井、基壇上に建つ
日本遺産構成文化財
解説
大雄寺記に、「鐘樓 第十世超譽白翁大和尚 元禄二己巳二月建之 四月屋根葺終 棟梁松田又兵衛、古橋長左右衛門、松山孫太郎、松田長次郎、古橋九右衛門、葺師越中富山橋本甚兵衛、橋本次右衛門、橋本忠右衛門」と記載されている。屋根は昭和49年、柿葺であったのを修理し、銅平板葺に改めた。
二軒、繁垂木の軒廻りでありながら、他は簡素な手法で建てられる。木割が太くて柱転びもよく、柱頭貫端の唐草彫刻も力強い。三斗組の組物上に勾配、反り共によくまとまりをもった入母屋造りの屋根を持つ堂々たる建物である。
この地方最古の鐘楼である。
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