照蓮寺本堂 附棟札

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ページ番号 T1000850  更新日  令和3年12月17日

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よみ
しょうれんじほんどう つけたりむなふだ
国指定年月日
昭和31年6月28日
所有者
照蓮寺
所在地
高山市堀端町8番地(城山公園内)
時代
室町時代(16世紀)
法量など

本堂は桁行7間(16.27メートル)、梁間9間(20.05メートル)、一重、入母屋造、とち葺形銅板葺
棟礼内容「飛州白川光耀山照蓮寺住持云々延宝六戌午十月十九日 奉行三嶋宇右衛門、 棟梁池守源五」

日本遺産構成文化財

解説

 永正年間(1504年から1521年)の建立と伝えられるこの本堂は、書院造を基調とし、道場発祥の過程を物語る浄土真宗寺院最古の遺構である。旧荘川村中野(現在の高山市荘川町)にあって中野御坊と呼ばれてきたが、御母衣ダムが建設されることになり、昭和33年から35年にかけて現在地に移築された。延宝6年(1678)の棟礼や小屋束の墨書から、当時の流行であった本願寺式急勾配の屋根に改修されていたことがわかり、移築の際に創建当初のゆるやかな屋根に復元された。
 杉柾目の柱に取られた大きな面、柱の上の美しい曲線を描く舟肘木、広縁内部の調和のとれた舞良戸と明障子など、仏壇構えの内陣と共に上品な雰囲気が漂う。

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