6月29日 令和7年度第1回「語り部養成講座」がありました

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ページ番号 T1022488  更新日  令和7年7月5日

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6月29日 令和7年度第1回「語り部養成講座」がありました

高山市の歴史・文化などを市民や観光客へ伝える活動に興味を持つ方に「語り部」として取り組んでいただけるよう、歴史・文化などを学ぶ機会を広く市民に提供する「語り部養成講座」を開催しました。

今回は今年度1回目の開催となり、40人が参加されました。講師には飛騨市で活躍される田中教惠さん、三好清超さんをお招きし、「戦国飛騨の刀と城」をテーマにご講演いただきました。

第1限では演題を「自然科学の眼で鑑る美術品の世界」とし、信行寺の住職である田中教惠さんが、日本刀を科学的側面から分析し、赤銅や朧銀等の刀剣の材料や、飛騨高山まちの博物館で開催している展示「犀利(さいり)の美―飛騨の刀剣の世界―」の見どころについてお話しいただきました。

第2限では「姉小路氏城跡からみた飛騨の中世城館」の演題で、飛騨市教育委員会の学芸員である三好清超さんに、姉小路氏城跡の発掘調査から推測される飛騨の城館の歴史についてお話しいただきました。城跡の石垣から築城主を推測し、出土遺物から年代を特定する発掘調査の様子を、スライドを交えて解説いただきました。

語り部養成講座は毎年4回開催しており、次回は今年度の夏ごろを予定しています。どなたでもご参加いただけますので、たくさんの方のご応募をお待ちしております。

 

 

 

 

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