学校長あいさつ

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ページ番号 T1009940  更新日  令和6年5月14日

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学校長

高木 聡

学校長あいさつ

「心根を培う教育を推進し、誰もが幸せになれる学校をめざします。」

 中山中学校は第三中(現ポッポ公園の地)、第四中(現高山西高等学校の地)が統合し、昭和36年4月、飛騨山脈に見守られた中山丘陵の地に、近代的な鉄筋校舎が誕生し、同じ校舎で生活することとなりました。昭和40年には「岐阜国体」(ハンドボール・バレー)の会場を経て数々の教育成果をあげてきました。その後、老朽化にともない平成21年3月に木の温もりが漂う人に優しい木造校舎が完成しました。新校舎における屋内体育館は、施設的に充実しており、平成24年「清流国体」(ハンドボール・バスケットボール)の会場として併用され、現在も諸大会や学校行事で活用されています。
 また、研究としても昭和61、62年度文部省指定道徳教育推進校(学校家庭連携推進校)となり、「心根を培う道徳教育~モラルを高めルール・マナーの定着をめざして」をテーマとして、平成3、4年度には文部省指定心身障害児理解推進校となり、「心根を培う教育~思いやる心を持ち、仲間に働きかける生徒の育成~」を進めてきました。
 今年度から「心根を培う教育を推進し、誰もが幸せになれる学校」を掲げました。「なぜ、30数年前のことを?」と思われるかもしれませんが、今こそ、人の絆や家族や社会が分断されないように、忘れがちになる自分の内なる純粋な心の根っこ、幸せの根っこを培っていきたいと思い、中山中学校の原点に戻ろうと考えたからです。
 子どもたちが活躍する未来は、予測困難で変化の激しい新時代が到来するといわれています。全てAI(人口知能)がやってくれることにもなり、便利になりすぎてしまい、想像しなくても、自分が創造しなくても生活ができそうです。こうなっていくと人と関わらなくても生きていくことができ、人間関係の希薄さも生まれることや持続可能な社会も危ぶまれることが予想できます。だからこそ、人として心をなくしてはいけません。人の絆や家族や社会が分断されないように、忘れがちになる自分の内なる純粋な心の根っこだけは培っていきたいという思いからです。特に生徒会委員会では、8つ心根として、「心を見つめること」「心を正すこと」「心から味わうこと」「心を健やかにすること」「心を表すこと」「心を育むこと」「心を咲かせること」「心を弾ませること」を大切に常時活動や行事等を進めています。
 誰もが幸せになるために、中山中学校は「本気ファイブ」として、
  1 郷土教育(SDGs・キャリア教育を核にした総合的な学習の時間)
  2 もの申す生徒会(自治・自創・自愛、共治・共創・共愛)
  3 真の学び合いによる深い学びのある授業
  4 なりたい自分」にたくましく向かう力(SGE/SST/SELレジリエンスの向上)
  5 校内教育支援センター(オアシス)の充実 (多様な学びの保障)
を推進します。
 中山中学校の教職員は、SDGs開発目標4「質の高い教育をみんなに」の達成のために、自分たちも学び続けながら、生徒の「なりたい自分」や「夢や希望」を全力で応援していくことを約束します。生徒も教師も、そして地域の方も幸せになれる学校づくりをしている中山中学校へ、機会があれば是非とも足をお運びください。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 学校教育課
電話:0577-35-3154