学校長あいさつ
学校長
清水 明彦
学校長あいさつ
■心ゆたかに たくましく生きる子(たくましく生きる力)
北小学校は「心ゆたかに たくましく生きる子」を育てる学校です。これは、何年も引き継がれてきた北小学校の教育目標です。この目標ができた当時と社会も人々の価値観も大きく変化しました。それでも、この目標の文言を改めて考えた時に、今だからこそ、そして今後も変化を続ける世の中だからこそ、大切なものを示していると感じます。「心ゆたかに たくましく生きる」とはどのようなことなのかを、私たち教職員が考えながら、目の前にいる子どもたちを育てなくてはいけないと感じます。本年度、北小学校が育成を目指す資質・能力を「たくましく生きる力(未知の状況を乗り越え、よりよく生きる子)」とし、さらに具体的に目指す姿を教職員で交流し共有しました。教職員一人一人は立場も経験も価値観も異なるため、様々な意見が出されました。それらを「学習」「生活」「健康・安全」に分けてまとめたものが以下の3つです。
○学習(知)・・・自分で課題をよりよく解決するとともに、深い学びができる子
○生活(徳)・・・自他のよさを理解し、なりたい自分のために行動するとともに、多様性を認めることができる子
○健康・安全(体)・・・心身を鍛えるとともに、自分の命を自分で守ることができる子
これらの姿を目指して、すべての教職員が取り組んでいきます。
■自主・創造・協同
学校の教育目標には、さらに「自主・創造・協同」とあります。子どもたちには自主(じぶんから)創造(つくる)協同(なかまと)という言葉に置き換えて伝えています。これらは、たくましく生きる力を身に付けるための大切な要素です。すべての土台に自主性があり、なかまと協同しながら自分を高めていく。そして最も大切なものとして、新たな社会の担い手となるために必要な新しいものや考えをつくり出す力(創造性)があると考えます。今はICTや生成AIに対応できる人を育てることが大切だと言われていますが、ICTや生成AIに代わる世の中(新しい社会)を創り出すことができる創造性豊かな子になってほしいと思うからです。
「自分からつくる」「なかまとつくる」を大切にし、授業でも、生活でも、行事でも、すべての教育活動で「たくましく生きる力」を育てていきます。
■子どもの思い、保護者や地域の願い
令和7年度北小学校は、新1年生106人を迎え、児童数697人、教職員数70人の学校です。全教職員で、子どもの思い、そして保護者や地域の願いを受け止めながら全力で取り組んでまいります。学校へのご支援ご協力をお願いいたします。
このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 学校教育課
電話:0577-35-3154