高山市ハザードマップについて
発生が予測される災害(洪水、土砂災害など)に対し、危険区域や避難に関する情報を地図にまとめたものです。災害が予想される場合に、市民の皆さんが避難などの適切な行動をとっていただくために作成したものです。
ハザードマップは左記よりダウンロードして利用いただけます。
また、パソコンやタブレットなどを使用して町内やご家庭を中心に作図できる「わがまち防災マップ」は以下をクリックしてください。
ぎふ山と川の危険個所マップ
岐阜県では、土砂災害のおそれがある場所(土砂災害警戒区域)と河川が氾濫した場合に浸水するおそれがある場所(浸水想定区域)をホームページの同じ画面で簡単に検索できる「ぎふ山と川の危険箇所マップ」を運用しています。ぜひ、ご利用ください。
ハザードマップの利用について
ハザードマップとは
- 発生が予測される様々な災害(洪水、土砂災害など)に対し、危険区域や避難に関する情報を地図にまとめたものです。いつ災害が発生しても落ち着いて対応できるよう、平常時から備えていただくためのものです。
- 大雨によって増水し、高山市で氾濫または決壊(破堤)した場合の水害を想定した「浸水想定区域」などに基づいて、皆さまのお住いの地域がどのような状況にあるかをお知らせするものです。
- このマップに記載した浸水想定区域(L1)は、現状における河川の整備状況のもとで、概ね50年に1回の割合で起こる大雨により河川が氾濫する状況をシミュレーションし、加えて住民の方から聞き取った過去の浸水実績情報を示しています。
今回から浸水想定区域(L2)を加え、1000年に1回の割合で起こる大雨により河川が氾濫する状況をシミュレーションしたものを示しています。
- このマップに記載した土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)、土砂災害警戒区域(イエローゾーン)は、岐阜県が調査に基づき指定した土砂災害のおそれのある区域を示しています。
マップの利用方法
ご家庭や職場などの場所をマークし、その付近の危険区域(浸水区域、土砂災害警戒区域)や避難場所を確認しましょう。また、避難する際の経路など各家庭や職場でどうすればよいかを話し合いましょう。
(指定避難所)
- 災害時に市が開設します。災害が長期化した場合には避難者の一時的な生活の場となります。
(一時避難所)
- 地域の自主防災組織、町内会などが開設します。一時的に集合して待機する場所となります。災害の状況によっては、避難者は安全な指定避難所へ移動します。
(緊急避難場所)
- 災害を避けるために緊急に避難できる安全な場所です。高山市では指定避難所、一時避難所を緊急避難場所としています。ただし災害の種別によっては緊急避難場所として使用できない施設があります。緊急避難場所として使用できない施設はこのマップに表示しています。
(避難経路)
- このマップには安全に配慮した主な避難経路を表示しています。
ハザードマップを利用する上での注意事項
- マップの被害想定はひとつの目安です。想定を超えるような状況となることがありますので十分注意してください。
- 想定以上の洪水が発生した場合には、さらに広い範囲が浸水することも考えられます。また、このハザードマップにおいて浸水想定区域になっていない場所においても注意が必要です。
- 浸水区域・水深は、地盤の高さを5~10m四方ごとに設定した上で検討したものです。このため、地盤の高さが変化する場所では、想定した範囲や浸水深が実際と異なる場合があります。
平常時の心得
避難場所や危険区域などを事前に確認しておく
この地図には、災害発生時に避難できる場所や危険地域が示されています。
どこに避難すればよいのか、安全に避難するにはどのようにすればよいのか、何を持っていけばいいのか、家族で話し合い、事前に確認しておきましょう。
災害対策基本法の一部改正に伴う新たな避難情報の運用開始について
令和3年5月20日から災害対策基本法の一部改正に伴い、住民の方へ伝達される避難情報の伝え方が変更されました。
変更された内容は以下のとおりです。
- 「避難勧告」と「避難指示」は、「避難指示」に一本化され、これまでの避難勧告のタイミングで「警戒レベル4避難指示」を発令します。
- 災害が発生・切迫し、避難場所などへの避難が安全にできないと考えられる状況で、自宅や近隣の建物などで直ちに身の安全確保するよう促したい場合に「警戒レベル5緊急安全確保」を発令します。
- 立退き避難に時間を要する高齢者などに早期避難を促すため「警戒レベル3高齢者等避難」を発令します。
警戒レベルに応じた「自身がとるべき行動」を確認し、災害に備えましょう。
警戒レベル |
状況 |
市からの避難情報 |
自身がとるべき行動 |
---|---|---|---|
5 |
災害発生又は切迫 |
緊急安全確保 |
命の危険 直ちに安全確保 |
警戒レベル4までに必ず避難 |
|||
4 |
災害のおそれが高い |
避難指示 |
危険な場所から全員避難 |
3 |
災害のおそれあり |
高齢者等避難 |
危険な場所から高齢者等は避難 |
避難時の心得
避難時にとるべき行動
【警戒レベル3 高齢者等避難】
高齢者など避難に時間を要する人に避難を促すもの
(市からの呼びかけの内容)
- 〇〇町地内に対して 警戒レベル3 高齢者等避難を発令しました。お年寄りの方など避難に時間がかかる方は安全な場所に避難を開始してください。
(とるべき行動)
- 高齢者や障がいのある人など避難に時間を要する人や避難を支援する人は、避難場所への避難行動を開始します。
- 高齢者等以外の人も必要に応じ、普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたり、自主的に避難するタイミングです。
【警戒レベル4 避難指示】
危険な場所に居住する人に避難を指示します。
(市からの呼びかけの内容)
- 〇〇町地内に対し、警戒レベル4 避難指示を発令しました。危険な場所にいる方は最寄りの安全な場所に避難してください。
(とるべき行動)
- 危険な場所に居住する人は、計画された避難場所等への避難行動を開始します。
- 避難場所への避難行動がかえって命に危険と判断する場合には、屋内の高いところなど安全な場所に移動します。
【警戒レベル5】緊急安全確保
すでに災害が発生または切迫している状況です
(市からの呼びかけの内容)
- 〇〇町地内に対し、警戒レベル5 緊急安全確保 を発令しました。危険な場所にいる方は直ちに命を守る最善の行動をとってください。
(とるべき行動)
- 危険な場所に居住する人は、屋内の高いところや崖から少しでも離れた部屋に移動するなど、直ちに身の安全を確保する行動をとります。
【土砂災害警戒情報】
大雨警報(土砂災害)が発表されている状況で、土砂災害発生の危険度が非常に高まったときに発表されます。
【特別警報】
特別警報は、「東日本大震災」における津波や、「伊勢湾台風」による高潮、「令和元年東日本台風」による大雨のような、警報の発表基準をはるかに超える異常な現象が予想され、重大な災害が起こるおそれが著しく大きい場合に発表されます。
- 自動車での避難は緊急車両の通行の妨げになりますので、特別な場合を除き控えましょう。
- テレビ、ラジオなどの気象情報、防災情報に注意しましょう。
- はき物は長靴より、動きやすい運動靴を履きましょう。
- 避難経路はできる限り高い道路を選びましょう。
- 2人以上での行動を心がけ、近所のお年寄りや子ども、病気の人の避難に協力しましょう。
避難所生活でのルールとマナー
避難所生活では
(過酷な生活環境)
狭い、寒い(暑い)、トイレが使えないなど
(集団生活によるトラブルの発生)
うるさい・臭いなど
(持病の悪化など)
ストレスからくるもの
などの問題が発生し、実際に東日本大震災では避難所生活を余儀なくされたことが原因で亡くなられた方もみえました。
避難所生活は共同生活です。ルールとマナーを守り、みんなで支えあいましょう。
- ゆずりあい・支えあいの心で生活しましょう。
- 生活の和を乱さないようにルールを守りましょう。
- プライバシーを尊重し、むやみに他人の場所に立ち入らないようにしましょう。
- 介護が必要な方は、原則として家族で介護を行ってください。(ただし、家族がいない方や家族だけでは対応しきれない場合は、介護福祉サービスが可能な避難所へ移送を考えましょう。平常時に「避難行動要支援者台帳」に登録することは見守りの助けになります。)
- お年寄りや身体の不自由な方、乳幼児を抱えた方など、避難行動要支援者への気配りを心がけてください。
- 救援物資の配給が始まったら、秩序ある配分を心がけ、また、避難行動要支援者を優先して配給しましょう。
- トイレを汚したら自分できれいにしましょう。特に仮設トイレは共同の場所です。
- ゴミは清潔に保ち、ルールを守りましょう。
- 火気の扱い・タバコは決められた場所で。
- 郵便物などが必ず本人に届くように、ルールを決めましょう。
- 避難所から別の場所へ移動するときは、必ず避難所運営者等に一声かけてください。
避難行動要支援者への支援
災害時に支援が必要な方がいます。地域で支えあって避難しましょう。
(避難行動要支援者とは)
- 高齢者
- ひとり暮らし、高齢者のみの世帯、寝たきりの方、認知症の方など
- 障がいのある方
- 視覚、聴覚、言語が不自由な方、肢体が不自由な方、精神障がいのある方、知的障がいのある方
- 状況によって支援が必要な方
- 妊産婦、乳幼児、児童、外国人など
災害情報を伝える方法をあらかじめ確認しましょう。日ごろの「見守り」「声かけ」を通じて、地域の人たちでお互いに顔の見える関係を築きましょう。
避難所から帰宅する場合
- 災害に関する情報などから危険が回避されたと判断される場合、または市から避難指示等の解除情報が発表された場合は、市役所または避難所の運営者等に連絡して、危険な場所(河川沿いの道路や土砂災害警戒区域など)は避けて帰宅してください。
- 壊れた建物内は2次災害の危険がありますので入らないようにしてください。
各種防災情報の入手方法
高山市ホームページ
インターネットURL
https://www.city.takayama.lg.jp
防災行政無線の放送内容や、避難所の開設情報など、市から配信する防災情報を掲載しています。
高山市メール配信サービス
高山市では防災・防犯情報を配信する「高山市メール配信サービス」を行っています。
日ごろから防災・防犯に関する情報を配信し、防災行政無線の放送内容や避難勧告・避難指示などの情報も配信します。
- ご利用には登録が必要です。
- 登録は無料ですがメール送受信に必要な費用はかかります。
高山防災ラジオ
高山防災ラジオで、FM放送(ヒッツFM76.5MHz)による防災情報を入手できます。
- スイッチを入れていなくても自動でスイッチが入り、緊急地震速報や国民保護に関する情報など重要な緊急放送を受信できます。
- 電源は100V(ACアダプタ)と充電式電池を使用します。普段はコンセントにつないでおいてください。
- 停電時には充電式電池で聴くことができます。
- 高山防災ラジオのお申し込みは高山電機商業組合加盟店へ。
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このページに関するお問い合わせ
市長公室 危機管理課
電話:0577-35-3345 ファクス:0577-35-3174
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