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ページ番号 T1017161  更新日  令和6年4月1日

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個性ある地域を共創

 3月下旬には季節外れの降雪があり、市内で200棟以上の農業用ビニールハウスが倒壊する被害が発生しました。耕作準備をされていた農家の皆さまにとって大変な痛手となりました。心からお見舞い申し上げます。

 さて、本日より令和6年度が始まりました。市政においては、第八次総合計画の最終年度です。コロナ禍で進めにくかった課題を先送りせず、長い年月をかけて調整してきた複数の著大事業などを実現させるため、必要な財源を確保しながら、市民の皆さまが充実した日々を暮らせるよう持続可能なまちづくりに取り組んでまいります。

 また、今年度は、平成17年の市町村合併から20年目を迎えます。
 合併直後は広い市域での一体感の醸成や行政の効率化に取り組んできましたが、10年、20年経過する中で、各地域の個性が市としての一体感の中に埋もれつつあるのではと危惧しております。
 「自分が住みたい地域、住み慣れた場所で元気に楽しく充実した日々を過ごしたい」
 これは誰でも思うことです。私はその当然の思いが叶うよう、行政としてできることは手を尽くしていきたいと考えています。市役所の役割は、地域の方々の思いを正確に読み解き、事業に反映することです。
 地域医療や買い物困難など、高齢化や人口減少に起因する喫緊の課題に関しても、地域や民間事業者、NPO団体など、みんなで課題を共有するとともに必要な財源や人的資源を確保し、最先端技術なども活用しながら、一つずつ着実に課題を解決してまいります。
 行政の責務として地域福祉を向上させ、市民の皆さまが幸せを感じ暮らすことで、地域に活力が生まれ、個性ある魅力的な地域が形成される好循環を生み出したいと考えております。
 日本一広い市だからこそ、コンパクトシティを目指さず、これまでの歴史の中で各地域が大切に守り育んできた独自の文化や慣習、そしてアイデンティティを尊重し、それぞれの地域で多様な営みが繰り広げられる元気なまち、輝く市民が暮らすまちを目指していきます。
 令和6年度も市民の皆さまとの対話を重ね、皆さまの思いをお聞かせいただきながら、高山市を共創していきたいと考えております。一緒に高山市の未来を描きましょう!

筆字

令和6年4月1日
高山市長


このページに関するお問い合わせ

市長公室 秘書交流課
電話:0577-35-3130 ファクス:0577-36-2060
お問い合わせは専用フォームをご利用ください。