学校長あいさつ
学校長
金子 貴明
学校長あいさつ
本校では、育てたい資質・能力を「相手意識をもち考え 殻を破り 一歩踏み出す」と位置付けています。そして、この力は将来、生徒たちが社会に出たときに、幸せになるために必要な力だと、その意義を確認しました。
全ての生徒に将来幸せになる権利があり、私たち大人は、その権利を保障する義務があります。そこで、本校では、今年度、次の4点に取り組みます。
1.教え合いから学び合いへ
これまでの仲間学びは、学習課題を追究する際、仲間にほとんど依存する傾向が強く、自らの学びが広がりにくいといった一方通行的な学びが見られました。そこで、今年度は「ここまで分かるけど、ここから分からない。」「ここは同じだけど、ここは少し違う。」「全く別の考えだ。」等といった質問、類似点や相違点等を明確にしながら、双方向的な学びを展開し、生徒の見方・考え方をより広げることができるようにしていきます。
2.久々野中ハッピー宣言の意識化
昨年12月のひびきあい集会において、「これから久々野中生徒は、まず自分が思ったことを実行する」という宣言を採択しました。周りの目を気にしてばかりでなく、例え仲間と違っても、まずは自分の思いで行動することを確認しました。そのために、違いこそがよさであること、互いに違いを認め合うことを大事にしていきます。
3.久々野町の未来を創造する夢プランの推進
総合的な学習の時間を中心に、平和(3年)、キャリア体験(2年)、持続可能な町づくり(1年)について継続的に追究活動を行い、ここで学び得た力をいかして、地域に発信していきます。そして、地域の諸問題に主体的に関わることを通して、地域の一員として貢献できる態度を養います。
4.学び続ける教職員としての自覚
学校は、生徒ばかりでなく教職員も学ぶ場所であり、教職員の学ぶ姿勢は生徒に反映されると考えます。ICTを活用した新しい授業への挑戦、深い学びを実感できるような授業研究、生徒一人一人と向き合える生徒理解の在り方等、教職員も主体的・対話的に取り組み、深い学びを実感できるようにします。
今年度も久々野中学校を宜しくお願い致します。
このページに関するお問い合わせ
教育委員会事務局 学校教育課
電話:0577-35-3154