学校長あいさつ

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ページ番号 T1009803  更新日  令和6年4月30日

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学校長

佐藤 義晃

学校長あいさつ

 清見小学校は、昭和49年に誕生し、昨年度50年目を迎えました。その源流は、はるか明治の初期に遡ります。広大な清見の地に、明治6~8年、6つの学校が生まれました。島田小学校(のちの牧ケ洞小学校)、三ツ谷学校(のちの福寄小学校)、有巣(あっそ)学校(のちの巣野俣小学校)、小鳥学校(のちの夏厩小学校)、西光寺支校(のちの池本小学校)、大原(おっぱら)小学校です。その後、分教場や分校が各地にでき、昭和22年頃は最大12(中学校を含めると19)の学校が清見にありました。しかし、児童数の減少により統合を重ね、平成14年の大原小学校の統合を最後に、清見小学校のみとなりました。今年度は節目を超え、新たな一歩を踏み出す一年にしたいと考えています。

 本校は、学校教育目標「元気 強い子 清見の子」のもと、保育園・中学校との連携を深め、地域とともに「真に強い子」の育成に取り組んでいます。

・・・「真に強い子」とは、まわりのことを考え相手のことを思いやる子である。また、自分一人でも差別を許さない強さをもった子のことである。(文部科学省指定「人権教育総合推進事業」H29研究概要より)

 そのために今年度は、どの子にも「対話を通して問題をよりよく解決する力」を育てたいと考え、次の3点に取り組みます。

1.「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けた授業改善
2.一人一人の可能性と多様性を尊重する活動の推進
3.よりよい生き方について考えを深め、心と体の健康管理ができる学習の推進

 どの活動も自分を想い、仲間を想う心を大切に取り組んでいきます。中でも「人権教育」と「ふるさと教育」は、清見あったか子育て会議(学校運営協議会)の活動の柱に位置付けられている、清見地域の中心となる教育活動です。清見の自然や歴史、文化、産業などのよさを学んだり、地域を元気にできる活動を工夫したりしながら取り組んでいきます。さらに、地域の防災士の方を講師に招き、体験的・実践的な防災教育も引き続き取り組みます。今年は様々な災害にも目を向け、命を守るよりよい行動を考えていきます。
 「真に強い子カード」(めざす自分・なりたい自分を描き、その実現に向けて努力した足跡を残すカード)も改善し、その取り組みを継続します。これまで子どもたちは「自分のよい所は○○です」と自信をもって言えるなど、自己肯定感を高めてきました。こうした財産を生かし、仲間や地域の方と対話をしながら、学んだことをもとに考えたことや、ふるさとや地域への思いなどを堂々と発信できるように力いっぱい応援していきます。

このページに関するお問い合わせ

教育委員会事務局 学校教育課
電話:0577-35-3154